「本家」の太子とジャージの太子がまさかのコラボ。
増田先生も大喜び
――ダンボール迷路巡礼。
100畳ほどの空間に、ダンボールで作った迷路です。どのキャラをどのように登場させるかはネットの意見を参考にして考えました。ハッシュタグ「#ダンボール迷路巡礼」でツイートされた迷路のアイデアを全てエクセルで管理し、「ギャグマンガ日和」原作も読み返して、物語性のある迷路を心掛けました。
ダンボール迷路巡礼
――(本気すぎる……!)反響はいかがでしたか?
ちらしをネットで公開したところ、非常に広く拡散されました。マンガの力とインターネットの力を借りて、新しい試みができたのではないかと考えています。
迷路の評判も非常によく、初日から5〜10周も見てくださっている方までいました。実は初日に準備が間に合わず、2日目になってから数か所手直ししたのですが、Twitterでは「この迷路、毎日変わる!」と言われていてびっくりしました(笑)。すでに参拝した方のツイートも、今かなり拡散されています。
心を込めて作られている……
「拡散する」なんて言葉、40年前の僧侶はこんなに使っていなかったと思うんですよ! SNSを通じた布教は、若い世代に興味を持ってもらうには非常に効果があると感じています。
巡礼の記念品として「結願(けちがん)の書」をお渡ししているのですが、これも文字だけのものと『ギャグマンガ日和』デザインのものと2種類用意しています。『ギャグ漫画日和』目当てでいらしている方も静かに拝んでくださいますね。増田こうすけ先生も来てくださって、大変喜んでおられました。
達筆な「のぼせてきた」
飛鳥文化アタックをする方の太子は「アリ」なのか?
――『ギャグマンガ日和』の聖徳太子はかなり破天荒でめちゃくちゃな人物として描かれていると思うのですが……そこは四天王寺さんとしては問題ないんでしょうか?
『ギャグ漫画日和』の担当の方に連絡を取ったときにも「怒られると思いました」と言われました(笑)。
これがですね、聖徳太子が出てくる回を読むと、増田先生はちゃんと気を使って描いているとわかるんです。悪口とか、使ってはいけない言葉は使わないようにしてありますし……まあたまに使っていますけど(笑)、四天王寺としては問題ないと考えています。(四天王寺)
四天王寺ではこれ以外にも、YouTubeチャンネルを開設するなど、精力的にSNSを利用した情報発信をしているそうです。イベントは6月9日まで行われ、ダンボール迷路巡礼は午前10時〜午後4時(最終入場午後3時)までです。入場にはチケット(1000円)が必要となります。聖徳太子ゆかりのお寺は、境内も心も広かった……!