絵の素養や上手さはしばしば「絵心」という言葉で表現されますが、その「ある/ない」を分ける基準を具体的に言い表すのは難しいものです。その1つの答えとして、「物を立体的に描けるか否か」を挙げるツイートが話題を呼んでいます。

投稿主の和泉まさし(@masashi_izumi)さんは、「サイコロ」「ロビンマスク」「ザクII」をモチーフに、絵心がない人・ある人の絵を想定したイラストを例示。平面的な絵・角度をつけた絵・陰影まで描き込まれた絵の3段階で「絵心の差」を表現し、立体感が重要とする持論を述べました。



ツイートには「絵の巧拙を分けるのは空間把握能力」「絵のうまい人は対象をしっかり観察して細かく把握している」と、共感する声が多数寄せられました。その一方で、「『絵心のない人が描いたザク』がかわいい」「『絵の巧拙』と『絵を表現しようという気心』は別の概念」といった声もあり、絵の魅力には技巧以外の要素も影響するといえます。ただ、対象を立体的に捉える能力が、絵を描く素地になることは確かでしょう。
画像提供:和泉まさし(@masashi_izumi)さん
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