“苔と新緑”をテーマにしたJR東海の特別イベント「そうだ 京都、行こう。presentsみどりの京都アートギャラリー」へ行ってきました。会場となった京都・嵯峨野エリアの名所、祇王寺のモッフモフな苔と、常寂光寺のあざやかな緑の青もみじで心が落ち着く景色とその様子を、写真46枚で紹介します。

祇王寺のモッフモフな苔に癒やされる
祇王寺は、平清盛の寵愛を受けた白拍子・祇王が出家した尼寺として知られるお寺。ここではいけばな嵯峨御流の華務長である華道家、辻井ミカさんによるライブいけばなが行われました。

苔や花を丁寧にいけていく辻井さんの所作はとても優雅。苔は祇王寺で生えている苔を、花にはかつて祇王寺の近くにあった仙翁寺(せんのうじ)というお寺にゆかりのある「センノウ」という花を使っています。

約30分で作品が完成。「景色いけ」という自然の景色の植生を生かしたいけばなの方法で、嵯峨野一帯の風景を表現したそうです。作品名は「祇王寺の青い苔のある風景」。青もみじと苔がある爽やかないけばな作品ですね!

完成した作品は2019年8月25日まで、祇王寺のすぐ近くにある「ギャラリー祇王寺」で見ることができます。ギャラリー祇王寺では、この他の祇王寺をテーマにしたアート作品も多数展示。祇王寺を訪れたならばここへも行くといいですよ。


この日は時々しぐれるお天気でしたが、雨にぬれた苔や新緑はしっとりとして、とても風情がありました。雨の日ならではの美しさです。






祇王のお墓の前では、拝観客の女性がしみじみと「驕れる者は久しからずやで。あんたもええ思いしたことあったやろうけど、はかないなあ……」と語りかけていたのが印象的でした。

紅葉の名所の常寂光寺、初夏は「青もみじ」の新緑まぶしすぎ
続いて常寂光寺に参りました。常寂光寺では版画家で現代アーティストの小松美羽さんがライブペイントを披露しました。

南北朝時代に作られた仁王門の前。キャンバスにする金屏風の前で、小松さんはまず集中力を高めます。

そして、幻想的な音楽に合わせて一気に絵を描きはじめました。筆はもちろん、絵の具を直接チューブから塗りつけたり、手を使ったりして描いていく様子は圧巻のひとことです。


40分ほどで、絵が完成しました。真ん中の線は地表の苔、その上が私たちの世界、下は目に見えない者たちの世界なのだそう。新緑、華やかな金屏風、そして鮮やかな色使いの作品がすごくよく映えていました。
完成した作品は、常寂光寺内の展示場で2019年8月25日まで展示されます。こちらも必見。お見逃しなく。

常寂光寺は、紅葉の名所として知られるお寺です。境内には、平安時代の歌人である藤原定家の山荘(時雨亭)跡もあります。






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