家族でぜひ! 夏休み「上野動物園モノレールに乗ろうぜ!ガイド」。乗り鉄なら乗らなくちゃいけないヤツ、です。
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楽しい乗りものです。けれど……「上野動物園モノレール」うん十年ぶりに乗って分かったこと
そういえば、上野動物園のモノレールにはずいぶん乗ってなかったな。というわけで、とある平日の午後に立ち寄ってみました。


モノレールの東園駅。歴代モノレール車両の紹介もあった
JR上野駅の公園口を出て、上野動物園の東園から入園します。緑のテントはパンダ舎の待ち行列用です。取材時の待ち時間は40分。真夏だったら泣きそう。さらにゾウ舎、サル山を通り抜けるとモノレール乗り場があります。こちらは平日のためか行列は短めでした。きっぷ販売機でおとな150円のきっぷを買って乗り場へ。

係員のおじさまの案内で、線路の向こう側の乗り場へ行きます。
はいここに注目。日本で唯一、世界でも珍しい「モノレールの踏切」があります。

公道と交差していないし駅構内ですから、正しくは構内通路ですけれどね。モノレールの通行路を横断できます。珍しい体験です。
モノレールの車両は「40型」といって、2両編成です。室内はロングシート。通路側に背中合せの配置で、座れば窓の外がよく見えます。東園駅を発車すると、すぐに木立の中を通り抜け、公道の上空を通ります。この道は通称、動物園通りです。かつては都電40系統(銀座7丁目〜神田〜万世橋〜上野動物園前〜千駄木町〜神明町車庫)の線路でした。


西園に向かって左側の車窓は「いそっぷばし」という歩道橋です。乗客と歩行者が手を振ってごあいさつ。まるで人間動物園(こら)。続いて不忍池、視界が広く良い眺めです。乗るなら西園行きの左側、東園行きの右側の車窓がオススメかな。
反対側は道路と工事現場です。ちょっと残念。この工事は新しいパンダ舎を作っているものだそうです。もしモノレールが存続できたら、パンタ舎を空から眺められますね。それは良いんじゃないかな。







あっという間に西園に到着しました。楽しい眺めですけど、1回乗れば十分かもしれません。徒歩でいそっぷばしをわたって東園駅に戻ってみたら、数分で歩ける距離でした。いそっぷばしの東園側は高低差なし。西園側もスロープがあって歩きやすいし、エレベーターもあります。こうなると、うーむ。モノレールはなくてもいいかな、なんて思ったりします。楽しい乗りものです。けれど、徒歩に比べて便利かというと、それほどでもないような。
実は東京出身の筆者にとって、子どもの頃に上野動物園モノレールに乗った記憶は少ないです。何度か上野動物園には来ましたけれど、乗ったのは小学校時代に1回だけかな。いま思えば、親にとって「歩いてすぐの距離を、わざわざお金を出して列車に乗らなくてもいい」という気持ちだったかもしれません。2019年現在は大人150円、小人80円。親子3人だと380円です。往復で合計760円。確かにちょっと考えちゃう。そのぶん、飲み物やおかしやお土産代にしたくなるかも。

