JR東日本の芸術鑑賞列車「現美新幹線(GENBI SHINKANSEN)」が東京駅へ初乗り入れ! 現美新幹線の臨時列車が新潟〜東京駅間で2019年10月5、6日に運行します。

現美新幹線は、乗ること自体が目的になるJR東日本の「乗って楽しい列車」の一つ。花火をイメージする独特な外装デザインだけでなく、内装も各車両で異なるアーティストがデザインした現代アート作品を展示した「走る美術館」になっています。普段は新潟県内で運行しており、東京駅に乗り入れるのは今回が初めてです。


乗ることを目的にする列車なので、鑑賞とともにゆったり過ごせそうな快適な設備を備えます。13号車には地元の食材にこだわったスイーツやコーヒー、食事を楽しめるカフェスペースや、プラレールの線路をモチーフにしたウキウキな内装を施して実際に遊べるプラレールを用意したとキッズスペースを用意し、家族で楽しめるように工夫しています。


編成はE3系6両。運行は新潟(6時17分発)→東京(8時20分着)の新潟発便と、東京(8時32分発)→新潟(10時39分発)の東京発便の1日1往復。途中、燕三条、長岡、浦佐、越後湯沢、大宮、上野にも停車します。

新潟発便の価格は大人1万7000円、小人9700円。新潟〜東京駅間の往復券、現美新幹線のオリジナルグッズ、グランスタ丸の内の1000円分利用券を含めたびゅう日帰り商品として販売します。新潟→東京の往路は現美新幹線、復路は好きな時間の上越新幹線に乗車できます。びゅう商品としての発売は2019年8月29日。旅行商品として阪急交通社でも販売します。
同日に折り返し運転する東京発便商品も発売予定。別途クラブツーリズム、読売旅行などの旅行会社から2019年7月下旬から順次販売予定です。
オリジナルグッズはあられに砂糖蜜をかけた甘いお菓子の「浮き星(ミルク味)」、新潟県にちなむ茶葉や天然水で作った「雪国紅茶」など。他に車内でもちょっとしたお楽しみプレゼントがあるそうです。

(大泉勝彦)
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