BMWは7月30日(現地時間)、アンディ・ウォーホルがペイントした「BMW M1 アートカー」の写真を公開しました。

M1は1970年代のミッドシップ高性能スポーツカー。同社のチューニング部門であるBMW Mが初めて開発したとする車種で、1979年のル・マン 24時間レースにも出場しています。
このM1へ、20世紀を代表する芸術家であり、ポップアートの巨匠と言われるアンディ・ウォーホルが色を塗って仕上げたのがM1 アートカーです。あざやかで斬新な色使い、ボンネットや側面にはル・マン参戦時のカーナンバー「76」も入っています。


撮影はケルンの古い工場内で、ミュンヘンを中心に活動する自動車写真家のステファン・バウアー(Stephan Bauer)氏が担当。このBMW M1 アートカーが作られて、ちょうど40年目の日に撮影されたそうです。


ちなみにウォーホルの作品は軽くウン億円単位で取引されます(関連記事)。また、クラシックカーにも美術品と同様にウン億円、ウン十億円単位の値が付く世界があります。BMWはこのウォーホルM1アートカーを手放す気など全くないでしょうが、もし値段を付けるとしたら……一体いくらになるのでしょう。気が遠くなりそうです。



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