ギャァァ! 「24分間途中下車できない」恐怖の電車……。乗りに行きたくなりますよぉぉぉ。【写真たっぷり42枚】
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2019年の妖怪電車は、妖怪仮装行列からスタート
2019年の妖怪電車の運行日は、8月11日から15日。初日の11日は、運行に先立って「妖怪仮装行列」を行いました。

早速、居合わせた観光客から「何あれ、ヤバい……!」という悲鳴に近い声があちこちから上がります。外国人観光客の方からも「オーマイガー!」という叫びが。
この日の京都は最高気温気温37.7度。しかし妖怪たちが登場した瞬間にこころなしか太陽がかげり、風が涼しくなった、ような気がしました。
妖怪行列は嵐電の嵐山駅を出発し、渡月橋を渡って記念撮影。はいチーズ。

歩いている途中からも、観光客からは口々に「ヤバイ」「怖い」「すごい」といった声があちこちから聞こえてきます。怖さのあまりに号泣してしまうお子さまも。大興奮してスマホで写真や動画を撮る人や、妖怪行列と一緒に自撮りをする人もいます。


運賃は「妖怪100円。繰り返します、妖怪は100円」 いざ、妖怪電車でGO!
行列が駅に戻ってくると、妖怪電車専用の乗車券売り場には既に人が並んでいました。

私も並んで、乗車券を無事ゲット。ひゃっほー。

妖怪電車の乗り方を説明しておきましょう。
2019年の妖怪電車は、期間中毎日3往復運行します。嵐山駅発の電車は、17時、18時30分、20時の3本。乗車には専用乗車券が必要で、乗車券は、それぞれの出発時刻の40分前からの発売です。妖怪電車には定員がありますので、確実に乗りたい場合は早めに駅に来ておくといいでしょう。
乗車券は、大人220円、こども110円、そして妖怪100円。繰り返します。妖怪は100円。妖怪ならば(一見して妖怪と分かる格好をしていると、)100円で乗れます。さあ、みんなも妖怪になって妖怪電車に乗りましょう(中途半端な仮装だと人間料金になることもあるそうです)。
妖怪電車がやってくるまでの間、妖怪たちも構内をう〜ろうろ。フフ、何これ。

特に河童(かっぱ)さんは子どもたちに人気でした。「河童! 河童ぁぁぁ!」と声をかけています。え、これ、みんな怖くないの……? 肌の感じとかすごくリアルなのに……? 私も本物の河童を見たことはありませんが。
いよいよ電車がやってきました、乗り込みます!

車内はかなりの大混雑! 少しは自由に動けるけれども、あちこちじっくり見られないくらいの雰囲気です。時間帯が早かったせいか、小さなお子さんを連れている方もたくさんいます。

発車直前に妖怪たちも乗ってきました。とたんに、小さな子どもたちの「いやぁぁぁー!」「こわーい!!」という号泣が、車内のあちこちから聞こえてきます。無情にも閉まるドア、そしておもむろに流れ出す不気味なBGM、ゆ〜っくり走り出す電車……。終点四条大宮駅までの24分間、この電車から降りることはできないのです。


妖怪たちは、狭い車内をできるかぎりあちこちに動いて乗客の方々にごあいさつ。「ちーっす」。そのたびに子どもたちはギャン泣き。終点までの24分間、この子らにとっては、とても長く、思い出(?)に残る電車の旅になったことでしょう。立派なテツに……なってくれるかしら……?
嵐電では、妖怪電車の運行のほか、「嵐電・妖怪仮装コンテスト2019」や妖怪電車フォトコンテストも行います。さらに、8月15日には「事故物件に住みます芸人」としても知られる怪談師・松原タニシさんの「怪談電車」も運行予定。これは、怪談好きには見逃せないイベントになりそうな予感……!
嵐山駅を中心に、嵐電が妖怪であふれる5日間。京都の夏、鉄道の夏、妖怪の夏を楽しみたいなら、嵐電・妖怪電車は見逃せないイベントです。
【訂正 2019年8月14日 17時】初出時、怪談師 松原タニシさんの表記に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます