消滅寸前だった土地神様の玉藻御前が、礼儀正しい信仰心で救ってくれた青年に尽くしたい漫画「玉藻の恋」が、かわいくて最高と話題です。
ある街の路地裏には、人々に忘れられた神社がありました。そこが狐の妖、玉藻御前の住処です。今にも朽ち果てようとしているお社と共に玉藻も消滅寸前でしたが、久しぶりに参拝者が訪れました。それから青年は毎日のように神社にやってきては草刈りをしたり、お供え物をしたりするので、玉藻の妖力も回復し、ついに青年の前に姿を見せられるほどになりました。
青年が「妖力で何ができるんです?」と尋ねると、炊事洗濯その他諸々が超一流と自信満々。「どうじゃ。お嫁さんに欲しいじゃろ?」とアピールしますが「全部自分でできますから」と、素っ気ない反応をされてしまいました。

ゲリラ豪雨の翌日、青年がこないので家に行ってみると、雨に濡れたせいで風邪をひいて寝込んでしまっていました。見舞いに来ていた母親は玉藻が妖だと分かると「出てって、化物!」と罵ります。一度は落ち込んだものの、青年に尽くされるだけでは玉藻御前の名がすたると一念発起。妖力で青年を助けることにしました。

玉藻が来た痕跡を見つけると、急いで神社に向かう青年。崩れたお社を見つけて不安になりますが、玉藻はモフモフの狐になって現れました。どうやら力の加減を間違えて、人の形を保てなくなってお社も壊してしまったようです。泣く玉藻を慰めて「ウチ来ます?」と提案すると、大喜びで青年の家に住むことにしたのでした。優しい主様に出会えて良かったね!
この漫画には、あまりのかわいさに語彙力を喪失する人が続出しており、リプ欄には「かわいい」と「最高」が溢れています。大切にされた分だけどんどん妖力を増していくなんて、とてもかわいい妖だなぁ。
作者のミト(@mitokuma)さんは主様につくしたい玉藻を主人公にした漫画を、コミケやコミティアで頒布しています。気になる人はチェックしてみてくださいね。
「玉藻の恋」









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