スチール缶を“6時間かけて磨いてみた”という動画が、「なぜベストを尽くした」「努力の方向音痴」と話題を呼んでいます。これが本当の鏡面仕上げ……!
話題を呼んでいるのは、ニコニコ動画に投稿された「スチール缶を6時間磨いてみた」という動画。投稿主のNdさんが、ひたすらスチール缶の表面を磨いて磨いて磨き倒すという動画です。

研磨するスチール缶
動画内でまず用意されたのは、スチール缶とアルミ缶。それぞれをハンマーでたたいて強度を調べていきます。スチール缶は約300回、アルミ缶は約50回でつぶすことができたので、このことからスチール缶の方がへこみにくく傷つきにくいことが分かり、「よりピカピカにできる」とNdさん。今回はスチール缶を磨いていくことが決定しました。





用意されたのはサンドペーパーの#360。木材に巻き付けて削りやすくした#360で、缶全体を研磨していき、約2時間かけて表面の塗装を剥がすことができました。次に用意したのは#360の耐水サンドペーパー。霧吹きで濡らした缶をアンビルに固定し、細長く切ったサンドペーパーを動かしていきます。濡らすことで粉が飛び散りにくくなるのだそうです。続いては#800の耐水サンドペーパー。素手で持ったサンドペーパーで缶全体を回転させるように磨き続け、スチール缶の表面がピカピカに光り始めました。ちなみにここまでの作業時間は約3時間。







そこからさらに#2000の耐水サンドペーパーを使ってひたすらスリスリすること1時間。サンドペーパーを使った4時間にも及ぶ磨き作業が完了しました。



ここからは紙やすりでの作業に限界があるので、新兵器の「ピカール液」を投入します。金属用洗剤のピカール液は、金属の汚れを取ってきれいに磨き上げることができる液体で、鉄や真ちゅう、ステンレスといった金属を磨く際に重宝されます。今回はアンビルに固定した缶にピカール液を使用して同一方向にひらすら磨きまくります。そして自動車などの研磨に使用される液体コンパウンドを投入し、仕上げ用の7500と超鏡面用9800で最後の最後まで磨きまくればついに研磨作業の全工程が終了です。


磨き終えたスチール缶はピッカピカのテッカテカ。缶にNdさんが指を近づけると缶の表面には指がしっかり映ったほか、人形を近づけると鏡並みの反射をみせています。総作業時間6時間20分34秒84を掛けて作り上げたこのスチール缶。Ndさんによると「腕の筋肉痛で一晩寝られなかった」そうです。




Ndさんはこのほかにも「【ピカピカ】アルミ缶を全力で磨いてみた」などの動画を投稿しているので、興味がある場合は見てみるとよさそうです。
画像で見る:Ndさん
(Kikka)
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