9月に発生し関東に上陸した台風15号。記録的な暴風による建物の崩壊だけでなく、停電も約90万軒で発生し、特に千葉県では復旧の遅れにより停電が長期化。さらに暑さや断水、物資の不足など、深刻な状況を生み出す被害をもたらしました(関連記事)。
そんな大規模停電(※断水はしていない地域)を体験したTwitterユーザーのまーぼー(@mabo_twit)さんが、「被災時に思ったことや役に立ったもの」などをメモにまとめ投稿。あくまで個人の所感ですが、重要アイテムのリスト化などがわかりやすく参考になります。

まーぼー(@mabo_twit)さん作成の「大規模停電時 自宅避難用メモ」


(※以下の画像は同メモを編集部で分割したもの)
まずまーぼーさんの場合、有益な情報の取得には天気・防災アプリだけでなく、「SNSのアカウント」が一番役に立ったそうで、今回はテレビやラジオはあまり役に立たなかったそうです。スマホのバッテリー管理に関しては、充電場所の確保ができるまでは基本“低バッテリーモード”にし、不要な通知のオフ、機内モードの活用(充電時にも有効)、画面の明るさを暗めになどすると、だいぶ違ったといいます。
そして使わなくなった古い機種でも「ライト付きスマホ」は、ライトの上に水を入れたペットボトルを乗せることでランタンになるライフハック(関連記事)でかなり役立ったそうです。それに関連して、懐中電灯や電池、大容量のモバイルバッテリーなどはいくつあっても困らないとしています。

ラップは調理関係だけでなく、切り傷などの応急処置にも
参考になると話題になった警視庁のツイート(関連記事)
また水の備蓄(とウォータータンク)はもちろんですが、細かいところでは汚れを落とすための洗濯板とウタマロ石けん、ガラスの飛散防止用に養生テープや段ボールが挙げられています。片付け時には軍手が必須で、長靴やマスクもあると良さそうです。他にもATMが使えない場合があるため現金が重要になるというのは盲点かもしれません。

特に暑い時期の場合、生ゴミの処理の仕方も参考になります
夏限定で良かったアイテムでは、熱中症・脱水症対策に「OS-1(経口補水液)」、爽快感が続く「バブ爽快シャワー」、寝苦しい夜に助けになる「ハッカ油」「熱さまシート」「汗ふきシート」、また「日焼け止め」「薄手の上着」などなど。加えて、蚊取り線香や虫除けスプレー等は、十分な睡眠を取るためにもバカにできない重要アイテムだとしています。

暑い時期に役に立つアイテム一覧

停電していない区画の住民が多数といった背景もあり、避難のタイミングがわからず困ったという状況もあったようです
その他、まーぼーさんは今回の体験を振り返り、自身にとっての今後の課題や学びをまとめており、当時のツイート含め、実際にどういった状況だったのかなども知ることができます。ちなみに、まーぼーさんの地域は9月9日未明から停電、9月12日の夕方ごろにようやく電気が復旧したようです。

たびたび話題に上がりますが、不要不急の安否確認によるバッテリー問題の対策はやはり重要なようです(関連記事)
そして最後には、だいぶ個人の主観が入った内容としながらも「千葉観光&名産品マップ」を作成。現在少しずつ営業を再開している観光地が増えているとして、「観光で遊びに来て頂けると復興の一歩に繋がると思います」と、千葉全体のおすすめ観光スポットをまとめています。

こちらも参考になる!
画像提供:@mabo_twitさん
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