
ワンちゃんと見つめ合ったとき、「この子はどこまでわかってくれているのかしら……」と思うこと、ありませんか。
今回は、人とワンちゃんとのコミュニケ―ションについて、獣医師で米国獣医行動学専門医でもある入交眞巳先生に伺ってみました。
一般的にワンちゃんの知能は、人間の子どもの2〜3歳くらいといわれています。人間の話すことは、文章ではなく、単語で理解します。驚くべきは学習能力の高さで、9歳児レベルだそうです。

そもそも人間は言葉、ワンちゃんはボディランゲージと、コミュニケーションの手段は異なりますが、一対一の関係においては、親子と同じような絆が生まれるという研究結果が出ています。人間の赤ちゃんとお母さんは、授乳の際、目と目が合うとオキシトシン、通称「幸せホルモン」が脳から分泌され、強い絆が生まれます。出産時、子宮収縮の際にも分泌され、深い愛情が湧出するあのホルモンです。
人と犬も目と目が合った時に、このホルモンが出ることがわかったのです。では男性は? こちらも、かわいいものを見ると守りたくなる「バゾプレッシン」が分泌されますのでご安心を。
ワンちゃんが人に忠実なのは、絆を感じているからなのです。その人のために「したい」からする……主従というより家族やパートナーといった関係性ですね。

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