NTTが、印刷物を動いているかのように見せる手法「ダンシングペーパー」を発表しました。デモ動画を見ると、明滅する画面上に置かれたカニが、確かに踊ってるみたい……不思議!


輪郭に明暗がついた図形の背景を明滅させると、動きの錯覚が生まれる現象は、1983年の先行研究で見出されていました。これに着目した研究者は、輪郭線の形や幅を調整調整することで、回転や変形、拡大、縮小といった、より複雑な動きを実現しています。
実験に際しては、動きの印象をつけたい画像を「明るくして反時計回りに回転させたもの」と「暗くして時計回りに回転させたもの」を用意。これらを元画像と合成し、輪郭線に明暗のついた印刷物を作成しました。これを明滅するディスプレイ上に置くだけで、動きの錯覚がもたらされる仕組み。作成の際、元画像を回転する度合いによって、動きの見え方も変わってくるのだそうです。

この技術は電子ペーパーとの組み合わせで、「動いて見える紙媒体の広告」といった応用ができるとのこと。また、研究成果は11月14〜15日開催の「NTT R&Dフォーラム2019」に出展されます。
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