ママチャリしか乗ったことがない人にも分かる「スポーツ自転車の乗り方」を、漫画家の狐古さやか(きつねこ さやか/@kitunekosayaka)さんが紹介しています。
自身もロードバイクに乗る漫画家さんです
スポーツ自転車に興味があるけれど「ママチャリとの違いが分からない」「そもそもどうやって乗るの?」と思っている人のために、自身もロードバイクに乗るという狐古さんが漫画で解説しています。

「弱虫ペダル」で興味を持った人にも
初めてスポーツ自転車に乗るときに戸惑うのがサドルの高さ。ママチャリのサドルは足がしっかり地面に着く高さに調整しますが、スポーツ自転車のサドルはもっと上。ペダルが一番下になったときに膝が伸びきらない高さに調整します(膝がピーンと伸びたり、明らかに曲がっているのはNGとのこと)。でも、そんな高い位置にサドルがあったら、どうやって乗り降りすればいいのでしょうか?

スポーツ自転車とママチャリはサドルの高さが違います
正解は「車体を斜めにしてまたぎ、車体を起こす(まだお尻が座らない状態)」。その後、こぎやすい位置にペダルを調整し、踏み込みながらサドルに腰掛けます。
降りるときはその逆で、徐行してサドルから腰を下ろしつつ、片足を地面に付けて停車します。このとき、地面に付ける足は左足が基本(右側は車が通る可能性があるので)。これから始める人は習慣づけるとよさそうです。

こぎ始めるときは、ペダルを踏みながらサドルに腰掛けます
実際に試してみると動作自体はそれほど難しくなく、サドルが高い位置にある方がこぎやすいとのこと。ただ、ママチャリの感覚で乗ってしまうと転倒につながる可能性があるので、公道を走る前に練習が必要だと感じたそうです(ペダルに片足をかけたまま車体をまたぐ、サドルに座ったまま止まろうとするなど)。
次に覚えたいのがギアチェンジ(ギア付きのママチャリもありますが)。ギアを変えるときはペダルを回しながら行い、坂道なら軽く、平たんな道なら軽すぎず重すぎずのレベルに調整します。ちなみに、痩せたい人は軽いギアでたくさんペダルを回す坂道君方式がおすすめとのこと。太いギアでガシガシ進むと足が太くなりやすいそうです。

サドルの位置が高い方が足が楽に感じるそうです

坂道君方式か真波君方式か
この漫画は狐古さんがPixivで公開している「私がロードに至るまで。」の一部。連載では、お姉さんの影響でロードバイクに乗るようになったというエピソードや「ツール・ド・ちば」に参加したときの様子などが描かれています。さらに加筆した同人誌も販売中。
狐古さんは秋田書店の『ヤングチャンピオン烈』で、自転車好きの魅力的なお姉さんがおいしい物を食べ歩く漫画「穂高輪花のチャリと飯。」も連載中。「無事カエル」に掛けた縁起のいいサイクルウェアの受注販売を行うなど、多方面で活躍されています。


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