日産自動車は12月16日、電気自動車(EV)「リーフ」のマイナーチェンジ版を発表。2020年2月に発売します。

今回のマイナーチェンジでは、運転支援技術「プロパイロット」、自動駐車機能の「プロパイロット パーキング」コネクテッド機能「NissanConnect」の進化が中心。「ビビッドブルー」「ステルスグレー」などの4つの新色も加わります。


プロパイロットは「ドライバーのストレスをさらに軽減する」をテーマに、「下り坂での設定速度維持」「よりスムーズな自動ブレーキ操作」を行うよう機能を向上。自動駐車機能のプロパイロット パーキングは「切り返しの際の待ち時間短縮」「据え切りを減らす」などの制御を最適化することで、車庫入れや前向き駐車の時間を約20%短縮させました。
オペレーターサービスやリモートドアロック操作、高齢ドライバーの運転状況遠隔確認などが行えるコネクテッド機能「NissanConnect」のサービスも拡充。車載ナビと手持ちのスマートフォンを連携してシームレスに道案内を行う「ドアtoドアナビ」に、途中の充電プランも提示するEV専用機能が加わった他、1日/1カ月/1年単位で契約できる“自分のスマホのデータ通信可能容量が減らない”車内Wi-Fi用通信契約プラン「docomo in Car Connect」にも新たに対応しました
リーフのマイナーチェンジに伴い、純正チューニング/ドレスアップグレードの「リーフAUTECH」も刷新。AUTECHグレード専用色として、オーロラフレアブルーパールのボディーにスーパーブラックのルーフの2トーンカラーを追加設定しました。

価格は、40kWhバッテリー搭載のSグレードで332万6400円(税込、以下同)から。62kWhバッテリーのe+ Xグレードで441万1000円からです。



「月額2000円で急速充電使い放題プラン」は廃止、改訂版「ZESP3」が開始
なおリーフ向けの充電サポートサービス「ゼロ・エミッションサポートプログラム(ZESP)」は、2019年12月16日に「ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」(関連記事)に切り替わっています。
従来のZESP2の売りだった「月額2000円で日産販売店や高速道路サービスエリアの急速充電設備が使い放題」としたプランを廃止し、急速充電の上限回数別に料金を設定したプランを新設しています。

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