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研究機関で成分分析も行ってみました。

 こうした結果を踏まえて、むつ市内の金属加工会社や貴金属専門業者にも話を伺いましたが「むつ市内でコインに金メッキ加工を施すような業者はいないのではないか」との回答があり、成分やコインの製造手法は分かったものの、1月5日時点ではコインの製造者を突き止めることはできませんでした。

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ここまで分かった謎コインの情報

  • 直径は約40ミリ、厚さは約2ミリ、重さは25グラム程度(500円玉と比べると2回りほど大きい)
  • コイン自体には表面に「むつ小川原国家石油備蓄基地開発事業記念」、裏面に「日本国」「千円」の打刻
  • 桐箱には「むつ小川原湖国家石油備蓄開発建築事業」と打刻されてる
  • コインは真鍮製で金メッキ加工を施したものとみられる
  • 東北〜東日本の間で出回っている
  • デザインの一部は既存の記念コインを模していると考えられる
  • 誰が何のために作ったコインなのかは2020年1月5日現在不明

 ねとらぼ編集部では引き続きこの謎のコインの詳細に関する取材を続けていく予定です。情報をお持ちの方はねとらぼの公式TwitterにDMでご連絡ください。有力な情報には返信させていただきます。

(Kikka)

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