「食べたくて編みました」とTwitterへ投稿されたズワイガニのあみぐるみが、「ちょっとスゴすぎる」「楽しい」「細部に施されたアイデアに脱帽」と反響を呼んでいます。身まで取り出せるってどういうこと……!?


話題を呼んでいるのは、ズワイガニをあみぐるみ(毛糸で作ったぬいぐるみ)で表現した作品。作者のYUKO(@amigurumist125)さんが投稿した約30秒の動画ではまず、ズワイガニ本体から脚を取り外す様子が写し出されます。あみぐるみのパーツが取り外せるだけでもすごいのですが、本番はここから。



外した脚の関節をパキッとすると、そこから一気に引き抜いて棒肉が取り外せるのです。これは予想外の展開、すごい……!
これにはツイートを見た人から驚きの声が続々と上がっており、中には蟹の棒肉を引き抜いた後に元に戻せるのか? という質問も。それに対してYUKOさんは「後ろに糸が長く残してあって、引っ張ると戻せまーす」と返信。実際に蟹の脚を元通りに戻す動画も投稿しています。




ズワイガニを作るうえで難しかったところは?
ねとらぼ編集部ではこの素晴らしいあみぐるみを制作したYUKOさんを取材。ズワイガニを作るうえで難しかったポイントなどを聞いてみました。
――編み物歴はどのくらいですか。
YUKO:学生時代に少しかじりましたが、趣味として本格的にやり始めたのは2019年の夏からです。最初はマフラーや小物を作っていましたが、毛糸で編んだぬいぐるみに綿をつめる「あみぐるみ」作品の多様さにひかれてハマりました。
――ズワイガニを作るのにはどのぐらいの時間がかかりましたか。
YUKO:少しずつパーツを作っていた時間を合計すると6時間くらいでしょうか。形が決まるまでの試行錯誤も合わせると10時間くらいです。
――ズワイガニを作る上で難しかったところ、こだわったところを教えてください。
YUKO:この作品はあまり可愛らしいぬいぐるみにしたくなかったので、リアル感が出るようにしました。あと、何か動きをつけたくて、身を引き出すことを考えつくまで試行錯誤しました。

――他にイチオシの作品がありましたら教えてください。
YUKO:最近だと一つ前に作った「青龍」あとは動かせるようにした「ショベルカー」が気に入ってます。
ユニークな作品を多数発表しているYUKOさん。次はどんな作品が投稿されるのか楽しみです。
画像提供:YUKO(@amigurumist125)さん
(Kikka)
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