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Twitterユーザーが「どうしよう、このマスク製造ミスなんだけど……」と投稿したマスクの画像が話題を呼んでいます。確かにどうやってつけるんだろう……?
該当のマスクを持つのはshao(@shao1555)さん。一般的に良く知られているマスクは、短辺にゴムひもが付いており、鼻と口を覆ってから耳でゴムを止めるタイプのものですが、shaoさんが投稿したのは長辺の上下にゴムがついているタイプのマスク。

話題のマスクの画像(画像提供:shaoさん)
ねとらぼ編集部がマスクの持ち主・shaoさんを取材したところ、義理のお母さんが友人から「製造ミスのマスクをもらったんだけれどもいる?」と声をかけられてもらったものだと言い、その友人自体もマスクメーカーなどに務めているわけではない他、外箱なども存在していなかった(内袋だけの状態だった)ため、メーカー名などは分からないそうです。

一般的によく見かけるマスク(ねとらぼ編集部撮影)
ツイートへのリプライでは「耳が痛くならないタイプのやつだ」「このタイプです」と頭掛けマスク(オーバーヘッドタイプのマスク)だと指摘する声も。食品衛生業界などで主に使用されているタイプのマスクだそうですが、shaoさんが頭掛けマスクの使用方法で装着したところ「頭がはち切れそうなので違いそう。。」とのこと。確かにそう言われると、頭掛けマスクにしてはゴムひもが短いような気がして謎は深まるばかりです。

オーバーヘッドマスクの検索画面(Google検索より)
メーカーに聞いてみた
今回のマスクについて、考えうるパターンは3つです。
- 頭掛けマスクとして販売されたもので、製造ミスではない。
- ゴムひもを取り付ける位置を間違えた製造ミス。
- 頭掛けマスク用のゴムひもを付けるべきところに、誤って耳掛け用のひもを取り付けてしまった製造ミス。
ねとらぼ編集部では、マスクの製造メーカー数社に該当のツイートと画像を見せ、それぞれの会社の見解を聞きました。大手メーカー2社からは「自社製品ではないため回答は差し控えたい」との回答が寄せられた他、別の大手メーカーからは「あくまで一般論として、頭掛けマスクの中にもかけゴムが短いものは存在する」との回答も寄せられました。
この他にも複数の頭掛けマスク製造メーカーに当たってみましたが、各社「新型コロナウイルス関連肺炎」発生による生産ライン確保のために奔走している、とのことだったので、質問は差し控えました。
今回の取材では、該当のマスクが結局どのようなタイプなのかを特定することはできませんでしたが、持ち主のshaoさん自身は「マスク入手困難なので、頑張って使えるようにしました」と、ひもを一旦切断してから上下で結びなおし、耳掛けマスクに作り変えるというアイデアを投稿。この発想には「天才」「頭のサイズ的につけらんないからその方がいいかもね」「流石です!」との声が寄せられています。

ひと手間で耳掛けマスクにすることに成功(画像提供:shaoさん)
(Kikka)
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