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ローランドは世界初の担ぎ桶スタイルの電子和太鼓「TAIKO-1」を2020年夏に発売する。担ぎ桶は、木の桶を使った胴と鉄の輪に革を張った打面を持ち、帯で肩にかけて演奏する太鼓のこと。

「TAIKO-1」の演奏イメージ

「TAIKO-1」
和太鼓は、伝統的な祭りや寺社祭礼、学校教育などで用いられるも演奏時の音量が大きく、サイズによっては持ち運びに難があり、練習場所が限られていたり、演奏会場の環境によっては持ち込めないこともあった。「TAIKO-1」は、打面を叩く位置や強さに応じて多彩な音を奏でる和太鼓特有の音色変化を、ローランドの技術によって忠実に再現。桶胴太鼓はもちろん、異なる種類の和太鼓や拍子木、さらには太鼓以外の打楽器の音色まで内蔵し、1台でさまざまな音色を使って演奏できる。本体を分解してコンパクトに収納でき、持ち運びもスムーズだ。

1つの打面から多彩な音を奏でることができる。ローランド独自の3層メッシュ・ヘッドを打面に採用し、自然なたたき心地と高い静粛性を実現。音の大きさを気にせず練習することが可能に

「TAIKO-1」は、桶胴太鼓はもちろん、代表的な和太鼓である長胴太鼓、胴の浅い締太鼓、さらには大太鼓など、さまざまな種類の太鼓の音で演奏ができる。竹バチや雪バチなどバチの違いや、複数人が同時にたたいた太鼓の音、チャッパや拍子木といった鳴り物や掛け声、太鼓以外の打楽器や効果音も内蔵

テンポ感を養うために必要なメトロノームや和太鼓の練習に欠かせない「地打ち」フレーズも収録。「地打ち」を鳴らしながら、ソロ・パフォーマンスをすることもできる。Bluetooth機能を搭載し、スマホと無線接続すれば、好きな曲に合わせて演奏することも
ローランドは電子ドラムの研究開発に長年取り組んでおり、カホンを電子化した「ELCajon」なども開発。日本の伝統的な和太鼓についても研究を進め、太鼓芸能集団「鼓童」の協力を得て電子和太鼓への取り組みを進め、2017年に初の試作機を製作。構造の改良や軽量化をはかってきた(関連記事)。

音源部

分解イメージ
TAIKO-1
- 外形寸法:430(幅)×430(奥行)×521(高さ)ミリ
- 質量:4.5キロ
- 電源:AC アダプター(付属)もしくは、充電式ニッケル水素電池(単3形×8本)
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