冷え込み強まる北海道にて、まるで食品サンプルのような「箸上げラーメン」が作られ驚きの声が上がっています。どれだけ寒いのかが伝わってくる……!


本物のカップラーメンなのか!?


 透明人間がお箸で麺を持ち上げているような、食品サンプルでしかみたことがないビジュアルの“箸上げラーメン”。投稿した山内 創(@suymuc)さんいわく、「マイナス22.6度だと1.5時間で箸上げラーメンが作れる」ことが分かったとのこと。時が止まったカップラーメンの見た目もすごいですが、まずマイナス22.6度に衝撃……。


箸上げラーメン マイナス22.6度 1.5時間 作れる 北海道 カップヌードル 固まる 寒さ

食品サンプルかと思うような「箸上げラーメン」が完成……!


 山内さんはメイキング動画も投稿しており、一度お湯で普通に作ってから、玄関先にてお箸を紐で固定して放置。約1時間半後、紐を外しても固まったままなのが確認され、カップごと斜めにしても動かない“カチカチラーメン”を見ることができます。

 ちなみにその後、箸上げラーメンとなったカップヌードルを食べるも「口の中で溶けてまずかった」そうで、「温め直して食べたら美味しかった」ことが報告されています。気になることを実験しつつ、寒さを楽しむ姿勢が伝わってくる。


メイキング動画も


箸上げラーメン マイナス22.6度 1.5時間 作れる 北海道 カップヌードル 固まる 寒さ

まずは普通にカップラーメンを作り


箸上げラーメン マイナス22.6度 1.5時間 作れる 北海道 カップヌードル 固まる 寒さ

箸を紐で固定して玄関先に。数分では麺はやわらかいままですが……


箸上げラーメン マイナス22.6度 1.5時間 作れる 北海道 カップヌードル 固まる 寒さ

約1時間半で麺がカッチカチに


 またその他にも外が寒すぎることで起きる現象として、温度表示付きの時計の液晶が死んでいることや、スマホの画面が反応しなくなることも語られ、空っぽのズボンが凍って立つ様子なども投稿されています。すごい世界。

 なお、山内さんは北海道北見市留辺蘂町にある水族館「北の大地の水族館」の館長で、ツイートでは展示の様子もたびたび公開されています。


温め直せば美味しくいただけるという学びも


ズボンでも透明人間を作成


水族館については公式サイトをチェックしましょう※一部水槽は2月4日から完全結氷中


画像提供:山内 創(@suymuc)さん