愛犬に先立たれた人の気持ちを描いた漫画がTwitterで共感を呼んでいます。

創作漫画「いぬがいぬ」

リードを手にした若い男性が「ブック、散歩」と呼びかけます。声に出してから気付いたのは、愛犬・ブックはもういないこと。もう片方の手に持ったブックのための荷物が切ないです。

ブックのエサ入れやオモチャが残る部屋で過ごす男性。「6時か。ブックにメシ……」と動きかけて、そこにブックがいないことを思い出します。

ブックが食べていたフードの在庫に悩む男性。他の人はどうやって犬の不在に耐えているのか……と考えます。

ブックと暮らしはじめたころに男性が望んだのは長生きをしてくれること。「当然のような顔をしてそこにいてほしいだけなんだ」という言葉が胸に響きます。
いなくなったことを頭では分かっていても、心のどこかで受け入れられていないように見える男性。その様子からは、ブックと一緒に積み重ねてきた時間や存在の大きさが伝わってきます。
リプライ欄には「こんなん泣く」「まさに真理」「ああ、あいつ一緒に生きていたんだな。って思い出せました」といった感想が寄せられています。
イマイマキさんは多すぎる蔵書を巡るストーリー「わたし書店」を手掛けた漫画家さん(関連記事)。一緒に暮らしていた犬・ワンタンをモデルにしたという創作漫画「やさしい犬」もほっこりします。


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