新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止策として在宅勤務を実施する人が多くいる中で、自宅では仕事に集中できる環境を確保しづらかったり、これまでと違う働き方や環境で仕事と私生活のメリハリを付けにくくなったりと、オフィス勤務のときとは違った難しさに直面した人もいます。

 そんな在宅勤務の工夫や対策の1つとして、日産自動車がマイカーを仕事場にしてしまう「在車勤務」のテクニックを公開しました。

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“在車勤務”のテクニックを日産が公開(画像:日産自動車、以下同)

 特設サイト「#OneMoreRoom」に、クルマを自宅のもう1つの部屋として使う在車勤務のための情報やコツを集約。公衆衛生学の教授や車中泊に慣れた車旅専門家が監修し、車内での過ごし方、気分転換対策など、安全かつ快適を主軸に置いた在車勤務の方法をアドバイスします。

 注目はダンボールものづくりの専門家・チャッピー岡本さんによる、どこの家庭にもあるもので簡単に作れる「在車勤務向け便利アイテム」です。

 簡単に“車内デスク"を作れる「ダンボールでつくるハンドルデスク」、車内Wi-Fi環境をよくするとされる「料理用ボウルWi-Fiルーター(アンテナ)」、居住性を安価に高める「古着リユースクッション」の作り方を無償公開。車内を快適な仕事部屋に仕立てられます。

ダンボール・ハンドルデスクの作り方(YouTube/CHAPPY OKAMOTO)

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簡単につくれるアイテムで、マイカーオフィスをもっと便利に
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「ダンボールでつくるハンドルデスク」の設計図を公開。在車勤務でなくとも、「居場所が欲しい……/プライベートルームが欲しい人」にも向きそうです!
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(参考)EVには、クルマに蓄えた電力を自宅の家電にも使える「V2H(Vehicle to Home)」機能もある(写真は簡易型)

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