『バキ』シリーズの「範馬勇次郎」をリクエストされたコスプレイヤーが、本気のフェイスペイントで再現に挑戦してしまいました。あの隆々とした表情筋を入念な描き込みで表現していて、むしろSFXメイクに近いような。


勇次郎

起伏の激しい表情筋をペイントで表現。なぜそこに全力を……(画像提供:tsuguさん)


勇次郎
モデルとなった、本部以蔵にキレる勇次郎(『刃牙道』9巻より)。チョイスのクセが強い

勇次郎

モノクロ加工前がまたすごい。そして歯がきれい


 投稿主のtsugu(@FreakxBoogie)さんは、瀬下アユム(@Am_I_Oddman)名義で活動している油彩画家。その技術を己の顔面へ惜しみなく注ぎ込み、「地上最強の生物」こと勇次郎を描き出しました。しかも、これをオンライン飲み会中に頼まれて、通話しながら30分でメイクを完了させたというのだからすごい。


勇次郎
あしゅら男爵チックな作画過程。悪魔じみたまゆ毛もバッチリです

 2次元と3次元の狭間にあるような絵ができあがったら、あとは顔を作って原作に寄せるのみ。本部以蔵に「俺が守護(まも)る」と言われてブチ切れたときや、アライJr.を倒した刃牙から挑戦を申し込まれたときなど、名場面を豊かすぎる表情で演じ切りました。


勇次郎
息子の挑戦を受けての表情

勇次郎
モデルとなったヒトコマ(『バキ』31巻より)

 画力と演技力を合わせた渾身の再現は、バキファンに大ウケ。「ストッキングを併用すれば、『ピクルの部屋に入っていく勇次郎』も再現できるのでは?」などと、豪快なアイデアも飛び出しています。見てはみたいけど大変なことになりそう。

画像提供:tsugu(@FreakxBoogie)さん


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