人が手洗いを正しくできているかどうか判定するAI、「行動分析技術 Actlyzer(アクトライザー) 手洗い動作認識」を、富士通研究所が開発しました。食品事業者や医療現場で、衛生の徹底に貢献できるとしています。




食品事業者が手洗いについて、チェック表記入による自己申告や監視員による目視で確認している現状を踏まえて開発された技術。チェックもれの可能性や監視員のリソース確保にかかるコストといった問題を、自動化で解決するのが狙いです。
AIはカメラの映像をもとに、厚生労働省の推奨する方法通りに洗えているか確認。両手全体の形と動きを見る2つのディープラーニングエンジンにより、複雑な手指の動作を検出します。

人やカメラ位置、せっけんの種類など、約2000のバリエーションを持つ手洗い映像データセットを独自に撮影・収集して学習と評価を行った結果、平均で95%以上の精度で動作を認識し、手をこすった回数の判定制度も90%以上を確認したとのこと。同社は手洗い実施確認の工数を削減でき、正しい手洗いを身につける教育効果や平準化効果も期待できると述べています。
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