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ある日、子どもから「早く終わらせればいい」と家事を急かされたら? 家事の大変さを子どもに伝えたエピソードを描いた漫画に「めっちゃ分かります」「難しいですよね」と共感の声が集まっています。

作者は、6歳、4歳、1歳の3兄弟と旦那さんと送る日常を漫画にしているまりげさん。ブログやSNSで漫画を公開しています。
まりげ家のある朝。朝ごはんを食べ終え、早く遊びたくて仕方がない長男のあんちゃんと次男のぽんちゃんは「裏山にカブトムシ探しに行こうよぉ」「早く早くぅ〜!」とまりげさんを急かします。

「家のこと終わらせたら行くからちょっと待って…!」と食べたあとの食器を片付けるまりげさんでしたが、そこにあんちゃんがある一言を放ちます。

「早く終わらせればいいやん」。あんちゃんのこの言葉を聞いたまりげさんは、「自分でやってしまった方が早いから」と今まで教えてこなかった家事を教えることを決意。「じゃあ早く終わらせるためにお母さんのやっていること一緒にやってみようか!」とあんちゃんに呼びかけると、「うん!いいよ!」と元気な返事が返ってきました。これは教えがいがあるぞ……!





まずはお皿洗い。あんちゃんに洗い方をレクチャーしながら進めていきます。グラスを割ったり、水を出しすぎて周りをびしゃびしゃにしながらも、あんちゃんはお皿洗いをクリア。洗い残しのヌルヌルも落とし、お皿洗いの難しさも身にしみたようです。




皿洗いを終え「はぁ〜これでもうカブトムシ行けるやろ!?」と意気込むあんちゃんでしたが、まだまだ家事は待っています。お昼ご飯のためのお米を炊いたり、洗濯物をたたんだり……まりげさんのアドバイスを受けながら、あんちゃんは最後まで家事に取り組みました。




あんちゃんに「2人でやったから早く終わったね!」と声をかけると、「早く終わらせればなんて言ってごめん…そんなん言われたらめちゃくちゃ嫌やな…!!」という言葉が。家事を体験してみて、その大変さを知り、思いやりが芽生えたのでした。最後まで頑張ったあんちゃんも、お母さんもすごい……!


その後のあんちゃんは、少しでもお母さんが洗濯物をたたむ量を減らしてあげたいと、乾燥機で乾いた洗濯物の中から洋服を探すようになったそう。お母さんが大変なことをしているということはわかったものの、家事については「あんな疲れること絶対やりたくない!」とも思っているようです。
あんちゃんの家事体験ツアーを経て、「初日からハードにし過ぎた…!」と反省したというまりげさん。今後は家事の大変さより「楽しさや達成感を先に教えよう」と考えるようになったといいます。
子どもに「家のことはみんなで協力していく」ということを伝えるのはなかなか難しいですが、それぞれの家庭で理想の家事協力体制ができるようになるといいですね。
画像提供:まりげさん Livedoorブログ「まりげのまんが。」
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