「ぴえん」という概念(?)が襲ってくるホラーゲーム、「PIEN-ぴえん-」が登場しました。敵は目をうるませた表情の絵文字に人体が生えたような怪人――そう説明するとあまり怖くなさそうですが、実際遊んでみるとそれなりに怖くて泣きそうです。ぴえん。

「寿司を食べ続けないと死ぬ」「流れてくるマッチョをハシでつかむ」(関連記事1/2)など、ユニークなアイデアを世に送り続けてきた、ただすめん(@tadasumen)さんの新作フリーゲーム。対応プラットフォームはWindowsで、推奨動作環境はざっくり「Windows 10の超ハイスペックPC」とされています。
※開発環境はGTX1070搭載PCとのこと。筆者が試したところ、2018年製のミドルスペックノートでも動作しましたが、動きはカクカクでした。快適に遊ぶなら、いわゆるゲーミング仕様のPCが必要です

ゲームの舞台は暗い廃墟。目の前に落ちていた懐中電灯を点けて周囲を見回したら、天井にぶらさがる全身真っ黄色の怪人に、ぷりぷりの尻を見せつけられました。なるべくコミカルに書きましたが、筆者はヘタレなので既にビビり気味です。


怪人がスッと消えると、それまで閉じていたドアが一部オープン。何かを見つければ道が開けるのかな? と探索を続けていたら、慣れて油断したところにまた怪人が現れました。なんか楽しそうに跳ねながら迫ってきて逃げられない……ぴえん。




画面に血しぶきが飛び、これでやられたかと思ったら、場面は狭い部屋へ。怪人が入室してきたと思ったら、楽しげな音楽をバックにキレッキレで踊り始めました。ふとあたりを見回すと、どっちを向いても「ぴえん」の怪人。こんな地獄ってある?



ここまでの展開は、実はチュートリアルのようなもの。ある手段で地獄の空間から抜け出すと、怪人から逃げつつ“しるし”を探す、ゲームの本番が始まります。怪人とニアミスすると、普通のホラーゲームならおどろおどろしい音楽が流れるところが、このゲームの場合は「ぴえんのうた」。そんなにも演出がユーモラスなのに、怪人を見かけると必死で逃げたくなるあたり、恐怖と笑いは隣り合わせなのだなとあらためて思い知らされます。





「隠れいらすとや」を探す楽しみも。実はこれ、「ぴえんのうた」を提供した針スピ子さんがTwitterアイコンに使っているイラスト
同作は6月9日にサンプル動画が公開された時点で、「インフルエンザのときに見る夢」「トーマスMOD並の怖さ」などと話題を呼んでおり、完成したことでさらに注目を集めることとなりました。6月18日夜に配信されるなり、早くもプレイ実況動画が登場し、RTA(リアルタイムアタック)に挑戦する人まで現れています。
協力:ただすめん(@tadasumen)さん
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