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平昌五輪メダリストのフィギュアスケーター、宇野昌磨選手が6月23日、YouTube配信番組「ケプトの定時退社」に出演。「大乱闘スマッシュブラザーズ(以下、スマブラ)」をプレイし、ガチのゲーマーぶりでスケートファンのみならずゲームオタクたちを驚かせました。

今回の番組出演は、宇野選手が友人を介して自ら番組スタッフにコンタクトを取ったことがきっかけ。「フィギュアスケートの話ではなくスマブラの話をしにきた」と公言している通り、スケートの話はほとんどせずに「スマブラ」歴や使用キャラクター、さらに好きな試合やプレイヤーについて、憧れのプロゲーマー・ケプトさんを相手に熱く語っています。こんな宇野選手、見たことない。
もともとゲーム好きであることを公言していた宇野選手ですが、注目すべきはそのガチぶり。番組で公開された練習がある日とない日のモデルスケジュールを見ると、オンシーズンでも「睡眠、練習、ゲーム」の3本柱で5時間のプレイ時間をキープしており、オフ日ともなれば8時間をゲームに費やすほど。スケーターらしさは「罪悪感を除くための軽い運動」に散見できる程度で、ケプトさんをして「ちょっと生活リズムの悪いプロゲーマーの1日」と言わしめるライフスタイルを明かしました。
これにはゲーム勢も動揺せざるを得ず「ゲームしてるからスポーツ上手くならないなんて言い訳もう通用しないって…」などとツイート。この配信を機に「宇野選手を応援したい」とスケートに興味を持ったゲームファンも多かったようです。

番組後半ではケプトさんを相手に対戦し、気になるゲームの腕前を披露。華麗なプレイにゲームファンも「上手いとかの次元じゃなくて大会上位のプロプレイヤーと渡り合えるレベル」「うますぎてなりすまし不可能」と高評価を下しています。ケプトさんも宇野選手に対して「丁寧で好感の持てるスマブラ」「真摯(しんし)なプレイ」と表現し、「本当に強い」「選手として大会に出てほしい」とラブコールを送りました。これは実現してほしい!

なお、宇野選手自身のガチプレイ歴は「スマブラ」に限れば約1年。友人相手では負けなしで調子に乗っていたところを、弟さんからボコボコにされた悔しさで覚醒。気付けば弟が一緒にプレイしてくれなくなるほどに……というストーリーはさながらスポ根アニメのようですが、実はゲーマーあるあるなのだとか。宇野選手の弟・樹さんもTwitterを通じて「ゲームに詳しくない母が、こんなに強くなる程ゲームをしていた事に軽くショックを受けています」と、親族にとっても衝撃であることを明かしました。
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