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いつも聞いていた音楽が、ただの雑音みたいにしか感じられなくなった――がんばりすぎて自分が壊れそうになった時期に、本が助けになった実体験を描いたエッセイ漫画「自分が分からなくなったとき、本を読みまくったら抜け出せた話」が「すごくよくわかる」「興味深い」と注目を集めています。

当時の「自分が分からない」状況について振り返っています
作者は漫画家の望月哲門(@Tetsuto1319)さん。以前、就活時期から新社会人時代にかけて、自分が何をしたいのかだんだん分からなくなり、気付けば自分が分からなくなったそうです。その不安から色んなことをがんばり続けたある日、自身の異変に気づきます。音楽がうるさい雑音のように聞こえたり、めまいがしたり。さすがに危ないと感じた望月さんは、“がんばる”ことをやめ、代わりに読書を始めます。



昔から本が好きだったことをふと思い出し、そのときはただすがるような思いで小説を読んだそうです。「本を読んでいると自分の暗い現実をシャットアウトできた」「本の中には自分と同じくらいシンドどそうな人がたくさんいた」。そして気づいたときには、地に足が付く感覚があり、心にはグッと本来の力が戻ってきたといいます。
その理由について望月さんは、「世界に人間が自分1人しかいなかったら」と例え、人間は他人がいてはじめて自分を理解できる、と考えを綴ります。「『自分が分からない』って、つまり自分のことばかり考えてしまっている状況だったりするんだと思う」。そして本を読むとは、「他人(登場人物)のことを考える行為」イコール「自分のことを考えること」であり、望月さんは多くの登場人物に触れることで、徐々に自分の立ち位置が決まっていったと当時を振り返っています。





同エッセイはTwitterで5万いいねとともに、「私も小説を読んで自分を知れた一人」や「これ……まさについ最近の私だ」と共感の声を集め話題に。また同時に、現在まさに自分の異変を感じている人から「この漫画を読んでまた本を読もうと思えました」と希望を感じ取る声、また漫画中の言葉にハッとして「ここ暫く息ができないような漠然とした苦しさを抱えていたのですが、望月さんの話を読んで深呼吸できたような気がします」といった声も寄せられています。
望月さんはnoteでも内容をまとめています

もし自分が分からなくなったら、本を読んでみよう
画像提供:望月哲門(@Tetsuto1319)さん
※価格は記事掲載時点のものとなっています
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