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『週刊少年ジャンプ』編集部が、漫画『アクタージュ act-age』について8月11日発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」の掲載をもって連載を終了すると発表しました。同作をめぐっては原作者のマツキタツヤさんが強制わいせつの疑いで逮捕されたと報じられており、8日には週刊少年ジャンプ編集部が「重く受け止めております」とのコメント。今回の決断について同編集部は非常に残念でならないとしたうえで「社会的責任の大きさを深刻に受け止め」たとしています。

打ち切りが決まった漫画『アクタージュ act-age』(公式サイトより)
2018年から連載がスタートした『アクタージュ act-age』は、天才的な演技の才能をもつ主人公・夜凪景が女優として成長する姿を描く物語で、少年漫画としては珍しい“役者”が題材に選ばれていることから、注目を集めていた作品です。
原作を担当していたのは前述のマツキさんで、作画は宇佐崎しろさんが担当。ファンからはアニメ化を望む声が根強く上がっていたほか、2022年には「アクタージュ act-age 〜銀河鉄道の夜〜」として舞台化が決定していました。
舞台版の夜凪景役は一般公募の形で7月からオーディションが開催されていましたが、ホリプロ側から「原作者における一連の報道におきまして、現在弊社としても事実関係を確認中でございます。本オーディションならびに舞台の今後に関しましては、改めてご報告させていただきますので、何卒宜しくお願い申し上げます」とのコメントが発表されていることから、こちらも何らかの対応がとられる可能性があるとみられます。

始まったばかりだったオーディション(公式サイトより)
マツキさんの逮捕報道の直後から「連載が打ち切りになるのでは」との声が上がっていた本作。作画を担当する宇佐崎しろさんのTwitterには、国内外を問わず多くのファンから応援の声や「『アクタージュ act-age』の連載がどのようになるかにかかわらず応援していく」といった声が数多く届いています。
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