筋肉をプルップルさせている和菓子の映像がTwitterに投稿され、人々の目をくぎ付けにしています。これは“筋肉茶会”で振る舞われたものです。食べるのもマッチョ、つくるのもマッチョ、主催者もマッチョと、筋肉がバンザーーーイと大歓喜するイベントが開催されていたもようです(※)。
※イベントは感染防止に配慮しつつ開催されたとのこと
話題となったのは、水ようかんのようにプルップルした透明なお菓子。上腕二頭筋を見せつけるようにガッツポーズをしたマッチョの上半身がかたどられています。

すばらしい筋肉……
マッチョな和菓子が提供された“筋肉茶会”は8月9日に、マッスルパフォーマンスチーム“筋肉紳士集団ALLOUT”の主催で開催されました。同団体の代表者であるAKIHITO(@AkihitoAll)氏はほれぼれする筋肉の持ち主。マッチョのフリー素材を提供するサイト「マッスルプラス」で、鍛え上げられた肉体美を披露しています。

茶会で客役をつとめたマッチョ3人

裏千家、鹿持渉氏にお茶を点てていただきます

本格的(にプロテインを点てていただきました)

DNS(抹茶プロテイン)を使用しました

すごくマッチョです

おいしくいただきました

「超回復」の書は書家の蒼喬氏によるもの
“筋肉茶会”を開こうと思ったきっかけは、抹茶味のプロテインの存在を知ったことにあります。抹茶味のプロテインを飲むなら茶室だろうと発想しました。抹茶プロテインにあわせて提供されたのが、プルップルの和菓子。もちろんプロテインが入っています。
和菓子を作ったのは、中東で最大のボディビル選手権に日本人で初めて審査員として参加したという、めずらしい経歴を持つ鷹鳥屋明(@Shams_Qamar_JP)氏。以前から“筋肉茶会”をやりたいと考えていたところ、腹筋に箸をのせる「マッチョ箸置き」(関連記事)のニュースに出会います。製作者の斉藤氏に「箸置きの型で桜餅を作りたい」と連絡を取ったところ快諾。「それでしたらもっといいマッチョ、ありますよ」と別の型を案内してくれたんだそうです。

苦労したのは、プロテインを入れても透明感を出すことと、硬度を確保することでした。10回以上の試作を経て、最終的にたどりついた凝固剤は新田ゼラチンのクールアガーをベースにする方法。最後にきな粉の代わりに追いプロテインをかけることでタンパク質総量を増やしています。
“筋肉紳士集団ALLOUT”代表のAKIHITO氏に今回の反響に対する感想を聞いたところ、次のような熱いコメントをいただきました。
「閉塞感が続く中で、こちらを見て少しでも笑って元気になっていただければ筋肉茶会の開催意図通りです。筋肉は世界を救う!」
「マッチョ和菓子はお子さんが作っても楽しめると思いますので、自粛な夏休みに親子でマッチョ和菓子を作ったり、自由研究で色んな色のマッチョ和菓子を作ったりと皆でマッチョ和菓子を楽しんで頂ければ幸いです。今後は更にスケールを拡大した筋肉茶会を計画しておりますのでぜひお楽しみに!」

筋肉紳士集団ALLOUT代表のAKIHITO氏、東京メンバーのYOSHI氏とSOSUKE氏
画像提供:筋肉紳士集団ALLOUT
(高橋ホイコ)
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