創業135年を誇る島根県の老舗食品メーカー「やすもと醤油」の公式Twitterアカウント(@yasumotoshoyu)が「何とフォロワーが50人を突破いたしました(クラッカーの絵文字)」のツイートを投稿してからわずか5時間足らずで、1万人以上のフォロワーを集めています。一体なぜ……!? ねとらぼ編集部では早速同社のTwitter担当者に取材しました。

一躍人気となったやすもと醤油は、6月12日にTwitterアカウントを開設。開設したてということもあり、集まるリツイートの数は多いときでも1〜2桁。1週間前の8月20日時点でもフォロワー数は10人程度。マイペースながらも、日々の広報ツイートを続けていました。
そんな状況を一変させる投稿があったのは、8月26日。「(一応)企業アカウントなので成果がないとtwitterを辞めさせられてしまう厳しい世界です うちのアカウントを見た上司と同僚が『フォロワーが40人もいて、いいねもたくさんついててメッチャバズってるじゃん!』と言っていました。当分の間は大丈夫そうです」と、ほっこりしゃれの効いた投稿をしたところ、ツイートは徐々に人気を集め、8月27日の11時ごろにはフォロワーが80人を突破。
このツイートで人気が爆発
その後リツイートの勢いは増していき、13時ごろにはフォロワー数が1000人を突破。さらに勢いはとどまるところを知らず、この記事の執筆時点でリツイート数1万3000件、“いいね”数は4万1000件を超え、フォロワー数も1万2000人を超えています。もうお祭りだこれ。

プロフィール欄に「初心者のおじさんが頑張って更新していきます」とありますが、中の人はどんな人なのでしょうか。同社のTwitter担当者にお話を聞きました。
Twitter担当者「社内も大騒ぎです」
――フォロワーがものすごい勢いで増えていますね。
担当者 社内も大騒ぎになっています……!
――Twitterアカウントの中の人が気になるという声も多いようです。普段はどういった業務を担当されているのでしょうか?
担当者 9人しかいない会社のため、普段は製造や営業を担当しています。Twitterはその合間の時間に、最初は1日1件とか更新していました。ちなみに入社5年目です。
――Twitter開設の経緯は?
担当者 私自身SNSに慣れていなかったのですが、上司や周囲に相談しつつ始めました。もともとは弊社の商品画像とかを上げている人に“いいね”を押したり。ファンの方がいたら関わっていこうかなという感じでしたね。
――これまで社内での反応は?
担当者 結構自由に更新していて。そんなに反応もなかったので、「やってるんだねえ」くらいに思われていたようです。
――「成果がないとtwitterを辞めさせられてしまう厳しい世界」とツイートしていましたが、フォロワーが伸びないことに対して上司からプレッシャーは……?
担当者 幸いプレッシャーをかけられることはありませんでした(笑)。地道に増やしていこうと、穏やかに見ていましたね。
――一気にフォロワーが増えましたが、今後どんなことを発信していきたいですか?
担当者 中の人は初心者のままなので、変わらず日常のことをつぶやいていきたいです。温かい目で見守っていただければと思います。
Twitterの反響にびっくりしつつも、ツイートの文面同様に和やかな雰囲気で応対してくれたやすもと醤油のTwitter担当さん。ちなみに同社のおすすめ商品も聞いてみたところ、燻製ドレッシングシリーズの「くんせいナッツドレッシング」がイチオシとのことでした。液体では珍しい燻製を施したドレッシングで、他にはない燻製のコクや香りが楽しめる一品になっているそうですよ。
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