「まちを編む」をコンセプトとした外装デザインを持つ新たなランドマークが、2020年度に表参道・明治通り交差点(東京都渋谷区)に誕生します。なんだかゲームに出てきそうなビジュアル。


神六再開発と東急不動産が「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」として進めているプロジェクト。デザインは、太田市美術館や図書館の設計などで知られる建築家の平田晃久氏が手がけます。
外装デザインはコンセプトの「KNIT DESIGN(まちを編む)」を、2つのエリアに分かれたガラスで表現。「umi」エリアは反射率の高いガラス面となっており、空や行き交う人、けやき並木など季節の移り変わりを映し込みます。「shima」エリアはフラットな面となっており、建物内のにぎわいを発信。それぞれのエリアが反射により混ざり合い、編み込むニットのように共存する姿を表現します。

屋上のデザインイメージは開放的で、外と内が融合しているような見た目です。原宿と表参道の街ならではの古と新が混ざり合う様子を意識したイメージとで、その先には自然と人工が共存する未来が見えます。

なお完成までのスケジュールは、2020年3月に解体工事、2020年11月に本体工事、2020年度竣工(しゅんこう)を予定としています。
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