転職活動というと「いい企業かそうでないかわからない」「数百通もスカウトメールがきて読み切れない」「何社も面接に行くのがつらい」――そんなイメージはありませんか? このような“数撃ちゃ当たる”系の転職市場に一石を投じるのが、転職&副業マッチングサービスのPayCareer(ペイキャリア)です。
最大の特徴はなんと「面談するだけで3万円がもらえる」ということ。そんなうますぎる話あります……?

PayCareerの仕組みは非常にシンプル。利用者が会員登録をすると興味を持った企業からスカウトが届き、それに応じて話を聞きに行くというものです。一般的な転職サービスと基本的な流れは同じですが、PayCareerでは1面談ごとに3万円の報酬がもらえます。なぜ……?

会って話を聞くだけで報酬がもらえます(報酬はポイント制)
ユーザー側にメリットしかなくて逆に不安になりそうですが、実はこれには企業側が採用したいと思える人材にほとんど出会えていない、という転職市場の「負のスパイラル」の問題があります。

玉石混交のスカウトメール→求職者が読み切れない→イマイチな面談が増える→さらにスカウトを増やすという「負のスパイラル」
企業側が人材を募集する場合、多くは人材紹介会社や求人広告を利用することになります。しかしこれには膨大なコストがかかる一方、「とりあえず送るだけの大量のスカウト」に埋もれてしまうことも多いと言います。求職者側も大量のスカウトの中から自分にあった企業を見つけるのは難しく、“とりあえず面談してみたけどお互い求めていた企業(人材)と違った”というケースも増えています。

企業が「面談に報酬を支払う」ことでコスパと質を両立できる
それに比べるとPayCareerの「1面談につき3万円を支払うだけ」というのは企業的にはむしろコスパがいいとのこと。また、報酬を支払うことで“本当に興味のある人材”にしかスカウトを送らなくなるため、求職者側も自分を必要としてくれる企業と出会いやすくなるというメリットがあります。
PayCareerを設立した野村博幸さんは転職人材紹介業に約20年間関わり、自身も転職活動を経験する中で企業と人材が正しく出会えていないという課題を感じていたそう。採用費にお金をかけられないけれど優秀な中小企業、そうした職場を求めている優秀な人材が出会う機会を生み出すのに、お互いの本気度が見える「1面談3万円〜」という仕組みはぴったりだったと言います。

面談に報酬が支払われる仕組みは日本でも初めて
PayCareerのコンセプトは「会ってみたら意外とよかった」。そのため会員登録はメールアドレスと名前程度のシンプルなものになっています。もちろんスカウトを受けたければそれなりの経歴や自身をアピールするプロフィールの調整は必要ですがまずは軽い気持ちで利用してみてほしいとのことです。

「新しい出会い」は企業側にも求職者側にも多くのメリットがあります
転職以外に「副業」「業務委託」の仕事を探している人も対象。企業によってはオンライン面談に対応しているケースもあり、当然その場合も報酬がもらえます。
これまでの転職サービスでは出会えなかった企業と人材がつながるために生み出された「面談課金モデル」というシステム。新しい仕事に興味があるという方はPayCareerで気軽に「話を聞いてみる」ことから始めてみてはいかがでしょう。自分でも思ってもみなかったような意外な企業との出会いがあるかもしれません。
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