実際に購入した人、断った人を取材しました。
――留学生に遭遇されたとのことですが、どういったシチュエーションで声をかけられましたか。
clearstreamさん:6月15日のお昼過ぎに、駅に近い通りで、行き交う人々に「すいません、ちょっといいですか?」といった感じで声をかけていました。強引な感じではなく、道に迷った外国人の様な雰囲気だったので、多くの人が立ち止まって話を聞いていましたが、内容が分かると、皆軽く断って立ち去ってゆきました。
――留学生の特徴は覚えていますか。
clearstreamさん:身長150センチぐらいで黒髪セミロングの小柄なアジア系女性でした。フィリピン、インドネシアのような南方系の雰囲気ではなく、中国やミャンマーのあたりの方かなと思いました。Tシャツにジーパン姿でお菓子が入ったカゴを持っていましたが、断っても嫌な顔をするわけではなく、おとなしい感じでしたね。
――どのような内容で声をかけられましたか。
clearstreamさん:「すいません、ちょっといいですか?」と声をかけられ、ラミネート加工されたA5ぐらいのサイズのカードを見せられた。
そこには「私は留学生でコロナでアルバイトもなく生活が苦しいのでお菓子を作りました。支援のために買ってください≫」といった内容の文章が書いてあり、小袋500円 大袋1000円とメニューも併記されていました。その女性はカードを見せながら同じ内容を、割と上手に日本語でも話しました。
――気になる点はありましたか。
clearstreamさん: 見せられた説明カードが非常に分かりやすくていねいに作られていたため、彼女の個人的行動とするには違和感を覚えました。またどういう境遇なのかと思い、住んでいる場所を聞いてみると、私が声をかけられた場所とはかなり離れた地域の名前を挙げました。そんなところからお菓子を売りに来るのは不自然ですし、何かの組織にお菓子を渡され、販売エリアを指定されているのではないかと思いました。
――お菓子はどんなものでしたか。
clearstreamさん:直径1センチ程度の「ちんすこう」のような焼き菓子でキャンディーの様に一つ一つセロハン包装紙で包まれていました。小袋が大人の手のこぶし大の大きさ、大袋はその2倍程度だったと思います。
包装紙の柄は日本国内の物の様には見えず、留学生達が集まって家で手作りしたお菓子というよりは、外国で販売しているお菓子のような感じを受け、良く言えば素朴、悪く言えば不衛生な印象を持ったので、「食べても大丈夫か?」と不安になりました。また彼女たちを管理している外国人の組織(もしくは日本人の組織)が反社会的存在かもしれないという可能性も考え、留学生を使った同情詐欺ではないかと、彼女たちには気の毒でしたが購入を断りました。留学生1人1人に悪意はないのでしょうが、警戒した方がよいのかもしれません。