世界遺産の「二条城」(京都府)がカプセルトイになりました。紙工作「カミロボ」作家として知られる造形師、安居智博(やすい ともひろ)さんが造形を手がけています。


「世界遺産ミニチュアシリーズ第1弾 二条城」全5種

「世界遺産ミニチュアシリーズ第1弾 二条城」



「二条城」売店限定版パッケージ

「二条城」売店限定版のパッケージ。カプセルトイの外周を「二条城」と書かれたシュリンク帯が包んでいます



通常版のパッケージ

通常版のパッケージ


 「世界遺産ミニチュアシリーズ第1弾 二条城」は、10月14日から二条城売店で「二条城」売店限定版パッケージで、10月26日から全国のカプセルトイ売り場、ホビーショップなどで通常版パッケージで販売されます。価格は税込500円。

 ラインアップは5種類。二の丸御殿・対面の場を再現した「将軍対面の場」、洛中洛外図屏風(池田本:林原美術館所蔵)から再現した「天守」、国宝「二の丸御殿」や重要文化財「唐門」、重要文化財「東南隅櫓(すみやぐら)」。


「将軍対面の場」

「将軍対面の場」



「天守」

「天守」



国宝「二の丸御殿」

国宝「二の丸御殿」(マグネットタイプ)



重要文化財「唐門」

重要文化財「唐門」



重要文化財「東南隅櫓(すみやぐら)」

重要文化財「東南隅櫓(すみやぐら)」


 1603年(慶長8年)に江戸幕府初代将軍徳川家康が築城し、1867年(慶応3年)に15代将軍慶喜が重臣たちに「大政奉還」の意思を伝えた二条城。徳川幕府の栄枯盛衰とともにあった歴史遺産が、造形のスペシャリストの手でミニチュアフィギュアになった、ロマンを感じさせるカプセルトイです。

(谷町邦子 FacebookTwitter