ビジネス特化型SNS「LinkedIn」(以下リンクトイン)は今年9月、18〜65歳の日本在住の女性750人を対象に、オンラインアンケートにて「日本女性の仕事と生活に関する意識調査」を実施。多くの女性たちが、仕事の機会を広げるときに家庭内の事柄が壁になっていると感じていることがわかりました。
不平等感は家庭から?
まず、日本社会における男女不平等の解消のために必要なことを尋ねると、最も多かったのは「男女の平等な家事分担を推奨する」で53%。次いで多かったのが、「伝統的に男性の仕事とされていた職業や閣僚の職に就く女性の数を増やすため、指導などの取り組みを拡充する」(43%)、「日本の国会における女性比率をあげる」(38%)となっています。

「日本社会の男女格差の解決に向けて考えられる選択肢として選んだ回答者の割合」家庭に求めることがトップにランクインし、企業や行政、国に求めることが続きます
「女性であるというだけで不当に扱われた」と感じるタイミングに関する調査では、「家事分担の話し合い中」(33%)が最多となりました。半数以上の女性が家事分担が男女の格差の原因と捉えているという調査結果に呼応しているようです。

「女性が組織内でより大きな機会を得ることを妨げるものに関する回答」女性にとって組織内で働くことと家庭を両立するのは、まだまだハードなもよう。そもそも、家事や育児をしながら働くことが、前提とされているのでしょうか
また、「組織内でより大きな機会を得ることを妨げているものは何か」という質問には、「仕事と家庭生活のバランス」(69%)「家族の世話、育児の責任などの社会的な期待」(51%)、「家庭内でのサポートが足りない」(44%)と、上位3位まですべて家庭に関する回答が占めています。
さらに、家庭内での不平等感を反映した結果となった調査も。「自分が男性だったとしたら、今よりもよい業績が期待できたと思いますか?」という問いには、43%の女性が「何らかの形でより良い業績が出せる」と回答しています。
キャリア形成への期待値は低め
現状の男女平等について「十分に成熟しているかどうか」と尋ねた結果、「ややそう思う」「非常にそう思う」を合わせても7%に留まっています。一方、「政治家が格差解消のために努力すべき」との回答は68%にものぼりました。
就業している回答者の47%が所属している組織には、勤務している人は女性の方が多いとのこと。しかし、「上級管理職に女性がいる割合が半数超」だと答えた人は14%に過ぎず、女性管理職の少ない現状が浮き彫りになっています。

「キャリア展開について最も近い記述を訪ねた際の回答」組織の中でキャリアを重ねていくことに期待を持てない様子がうかがわれます
反面、望んでいるキャリア展開について尋ねると、「将来的に幹部職まで昇進したい」と答えた人は7%に過ぎず、「将来は自分の事業を立ち上げたい」「より大きな機会を追求するために転職したい」といったキャリア形成に積極的な女性は33%。「将来も現在の職位を維持したい」(42%)、「ある程度は昇進したいが幹部職にはなりたくない」(25%)と、67%の女性がノンキャリア志向であるという結果となりました。
多くの女性が家庭生活のあり方を、不平等であり、社会参加の壁だと感じています。そして、自分が男性だったら「より良い業績が出せる」と4割以上の女性が答える一方、7割近くがキャリア形成に積極的になれていません。それらの現状が共有され、活躍へのハードルが解消されることが望まれます。
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