一時はTwitterのトレンドでPS5よりも上位に。
11月12日発売のゲーム「天穂(てんすい)のサクナヒメ」(Nintendo Switch/PS4/Steam)の農業要素がガチすぎるとTwitterで話題を呼び、同日発売のプレイステーション 5を食う勢いです。「農林水産省のQ&Aサイトが攻略の参考になる」ってどういうことだよ!

同作は豊穣神の子であるサクナが、失敗の罰として鬼が支配するヒノエ島の調査を命じられ、人間とともに暮らすアクションRPG。鬼と戦う探索パートと、稲作をする米づくりパートがあり、育てた米と探索で得た食材を料理して食べると、一時的に能力が上がるシステムがユニークです。



そしてこの稲作がかなりの本格仕様。田起や種籾(もみ)の選別に始まり、田植えのあとは施肥に草取り、稲が実れば刈り取って干して脱穀・精米と、全工程が細かく再現されています。「種籾を沈めた桶に泥や塩を混ぜることで、比重が軽く低品質な種籾を選別できる」とか、「害虫駆除のために田へクモを放つ」とか、そんなゲームある?
豊作のためには苗を植える間隔や肥料成分のバランスも必要で、Twitterでは「ガチすぎる」「難しい」「不作だとアワやヒエを食べることになってひもじすぎる」など、苦戦するプレイヤーが多数。「なぜゲームでも(田んぼの)窒素リン酸カリの塩梅をみなきゃならんのだ」と嘆くリアル農家や、現代の生産者にあらためて感謝する人など、さまざまな反応で盛り上がりを見せています。
ゲームは大手米卸の神明グループが連携していたり、日本農業新聞が記事化したりと、農業界でも注目を集めている様子。農水省のサイトが攻略wikiになり得ると聞いて全農公式Twitterも反応し、オンラインの解説冊子を案内しています。