開けたくなかったタイムカプセル。
INDEX
死因がバナナの皮

悪魔になったシロの最初の任務。ターゲットが早紀と伝えられ、シロが動揺するシーン
エンマ大王:井上早紀はバナナの皮をふんでころんで死ぬことになっている
シロ:はぁ!?

ここ本当好き、ぶっ飛んでて。

死因がバナナの皮て。ギャグ漫画でもなかなかないよ。

このムチャクチャな発想が、年齢相応な感じで好きだけどね。
名前が当時好きだったキャラのパクリ

ページ上部のメモに注目。

“早紀のお兄ちゃんの名前、『総悟』でいい?めっちゃパクリだけど”

オイィィィィィィィィィィィィィィィィ!!

絆創膏もってきてェェ!! できるだけ大きな人一人包み込めるくらいの!

これはやってる、やってるわ。めっちゃパクリだけどもはや問題はそこじゃない。あーーーーーいたい。いたたたたた。痛む、これは痛む。

大ダメージじゃん。ねえ今どんな気持ち?

この愚行を提案してるのが自分っていうのがきつい。銀魂、銀魂ね……。沖田大好きだったからね……。ここまでで一通りのダメージをくらった気でいたから、油断してた。なんか体調悪くなってきた気がする。

ちなみに結局、お兄ちゃんの名前は「翔」で落ち着いたんですよね。

よく踏みとどまった。
異常な長ゼリフ

神様が早紀に転生の説明をするシーン
神様:この2つを利用すれば…無理な話ではない…
早紀:じゃあ早く生まれ変わらないと!はやくしないとシロはどんどん離れ…
神様:だが早紀君一つ言っておくが 先ほども述べた通り次の人生ではどんな生き物として生まれてくるのかわからないのだよ?
しかも早紀君は人間だった頃の記憶があるから余計に苦しくなるかもしれない
それに向こうは君のことを覚えていない
それでも生まれ変わりたいと思うかね?

何と言ってもこの怒涛(どとう)の長ゼリフですよ。

なっが! 漫画の文字量じゃないんだわ。

設定は細部までしっかりしてる。しかしめちゃめちゃ説明口調である。
そして完結へ……


そしてご都合転生エンディングです。

転生後が人間の男女じゃないほうがいいよねっていうのは、打ち合わせした覚えがあるなあ。

そうそう、それで早紀は人間の男に、シロは黒い犬に生まれ変わる。

これでこの作品は完結ですね。大体ノート3冊分。厳密には他にも描いてたからもう1冊あるけど、正直よく完結まで続けたよね。

ね。このあとファンタジーバトルものを始めて、でもいつの間にか途絶えちゃって。さすがにLINEもない時代で、中学が別々になると厳しかったかあ。
たびーが漫画家になるまで

たびーはその後どうやって漫画家になっていったの?

イベントの出張編集部に持って行って、初回はコテンパンにされて。持ち込みした時期も挟みつつ、もう一回出張編集部に行ったら引っかかれたんだよね。連絡先もらえて、ネームを速攻で描いて送って、みたいな感じ。

やっぱり結構ボロカスに言われるんだ。

そうだね。ただ大学がマンガ学科だったから、授業とかでボロカス言われるのに慣れてたのよね。だから、「まあこんなもんか」っていう気持ちだった。

たびーが大学入るまで、マンガ学科というものがあるのを私知らなかったんだよね。入試で漫画描いたりするの?

私はAO入試だったから、作文と、「この題材で1ページ漫画を描きなさい」みたいな課題で、その場で鉛筆でザクザク描くような感じ。さすがに題材の内容までは覚えてないけど。

画風は今でも、この交換漫画の頃の絵がめちゃめちゃベースにあるよね。


そうだねえ……あと編集長まで持ってってもらってダメだった漫画があって。それがドタバタキューピッドものだったんだよね。考えたときは意識してなかったんだけど、この交換漫画がルーツだったのかもしれない。

へー! それは初耳だ。

いやー疲れた。また10年後くらいに読み返そうか。

そ、そうだね(げっそり)
おまけ:難しい漢字を間違える

神様が早紀に転生の説明をするシーン
神様:だが還る体は無いから魂だけの存在になる つまり幽霊となる
そうなると人間に危害を加えるようになってしまう

ちょっと待って、ここ「還る」の漢字違くない?

カッコつけて「帰る」を「還る」にしたんだけど、漢字を正しく書けてないんですね……。

いかにも小中学生がやりそうな間違いだ……。
(ひーこ)