空調メーカーのダイキンが、Webコンテンツ「エアコン節電情報」に「冬の暖房編」を追加し、公開しました。気になる冬の電気代の節約に役立ちそうです。

Webコンテンツ「エアコン節電情報」の「冬の暖房編」をチェック!
ダイキンが実施した「換気に対する意識調査」では、60.3%の人が「冬の方がエアコンの電気代が高い」と回答しました。6割以上の人が感じているように、冬は夏よりもエアコンの設定温度と外の気温の差が大きく、エアコンに負荷がかかって、電気代が高くなる傾向があります。

「夏と冬、どちらがエアコンの電気代が高いと思いますか」

エアコンの設定温度と外の気温の差が大きいほど、エアコンに負荷がかかり、電気代が高くなります
エアコンはつけっぱなし、こまめに切る、どっちがいい?
節電しつつ、効率的に室内を暖める方法を教えるWebコンテンツ。
「暖かい空気は天井に向かって上がるので、風向きルーバーを下向きに設定して不可付近から暖めると、部屋全体を素早く暖めることができる」「部屋の下の方に部分的に冷たい場所=冷気だまりは、空気清浄機やサーキュレイターで部屋の空気を循環させると防ぐことができる」など、日々の生活を少し変えるだけで節約できるテクニックを紹介しています。

風が直接体に当たると体感温度が下がってしまうので、部屋が暖まったったら風が直接当たらないように風向きを変えたほうが良い場合も(『エアコン節電情報』より)
夏も冬も気になるのがエアコンをつけっぱなしにするか、こまめに切るか。こちらも、「エアコン節電情報」で解説されています。
エアコンは寒い部屋を設定温度まで暖める時に多くの電気を使いますが、それに比べて設定温度を維持している時はごく少ない電気ですみます。そのため、「部屋が暖かくなったらエアコンを止め、寒くなったら再びスイッチを入れる」と、スイッチの入切で温度調節は電気のムダ使いになることがあるのです。エアコンは、温度調節機能に頼るほうが省エネのようです。

誤った節約術では電気代がかえって高くなってしまいます(『エアコン節電情報』より)
このほか、「エアコン節電情報」では、昼間の太陽熱を部屋に取り込む、湿度を高くすることで体感温度を上げるなど、エアコンだけに頼らない寒さ対策についても公表しています。
コロナ禍における『換気に対する意識調査』結果
2020年の冬に気になるのは、COVID-19対策のために換気を行うかどうか。
「これからの冬場、あなたがお住まいの家では窓開け換気を行いたいと思いますか」という質問では、回答者の34.2%が「そう思う」、40.8%が「どちらかというとそう思う」を選択。約75%、4人に3人が冬も窓開け換気を行いたいと考えていることがわかりました。

「これからの冬場、あなたがお住まいの家では窓開け換気を行いたいと思いますか」
さらに、「冬に窓開け換気を行いたい理由を教えてください」と質問すると、7割以上の人が「コロナ対策で換気が重要だと思うから」と回答しています。換気で感染を予防しようという意識は依然として高いようです。

左:「冬に窓開け換気を行いたい理由を教えてください」、右:「冬に窓開け換気を行いたくない理由を教えてください」
一方で、冬に家で窓開け換気を行いたくない人に理由をたずねたところ、約8割が「寒くなる」、約4割が「暖房の電気代が高くなる」と回答しています。
暖房が効いた暖かい部屋で過ごしたいけれど、消費電力も無視できない冬場。効果的にエアコンや節約テクニックを使いながら換気にも気くばり、2020年の冬を乗りきりたいですね。
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