育児中の妻や子どもへの理解があって優しい夫に、育児中もさまざまな場面で助けられてきたとつづるエッセイ漫画がステキです。作者は漫画家の青鹿ユウ(@buruban)さん。

神……!
娘が赤ちゃんだったとき、なんだか疲れて娘の相手がしんどいときがありました。娘が嫌なわけではなく、かわいいのだけど、と必死に夫に説明しようとすると……。


夫は娘を抱っこしながら「可愛いってさぁ、近くで見てて可愛い時と遠くで見てて可愛い時があるよね。ユウは今遠くで見て可愛いモードなんだね」と言ってくれたのです。その言葉がストンと腑に落ちた青鹿さん、「私は今、離れて見るふーみん(娘)が最高に可愛い」と自分の状態を受け入れることができました。

娘が帽子やヘルメットを嫌がっていたときには、夫が帽子をかぶった娘に鏡を見せて「すっご〜いかんわい〜」とべた褒め。娘はすっかり帽子を気に入った様子。「考えてみたら自分の頭になに乗ってるのか知らなきゃ気持ち悪いよね」。娘の気持ちを理解した夫の言葉に青鹿さんは「確かに!!」と納得。

雨の中、朝から検診や相談、予防接種などに出かけて、慌ててゴミ出しを忘れてしまった日のこと。ぐったりして帰ってきた青鹿さんを出迎えたは空のゴミ箱でした。夫がゴミ出しだけでなく、排水溝のゴミまできれいにしてくれていたのです。「スキ……尊い……最の高……」と思わず拝んでしまう青鹿さんでした。
寝る間も惜しんで子育てをしていると心も体も余裕がなくなってしまうことはあるもの。でも、パートナーがこんな風に寄り添い、優しい言葉をかけ、育児や家事を一緒にしてくれるなら、お互いに感謝の気持ちを忘れずに過ごすことができそうです。
読者からは「なんだ、ここに神様がいる」「人間として大変素晴らしい方だと思います。見習いたいと思います。」「遠くで見てかわいいモードのところで号泣してしまいました 本当に本当に素敵な旦那様ですね…!」など夫のステキさを称賛するコメントが寄せられています。
この漫画はハッシュタグ「#世界一役に立つ旦那の行動」とともに投稿されたもの。青鹿さんは他にもこのハッシュダグと一緒に、夫が娘に離乳食を完食させたエピソードや、毎朝「夜はどうだった?」と気遣ってくれたお話を投稿しています。





青鹿(@buruban)さんは、ブログで育児などに関する漫画を公開している他、夫の大腸がんの看病をした経験を描いたコミックエッセイ『今日から第二の患者さん がん患者家族のお役立ちマニュアル』、アトピーの仕組みやケアについて解説した『マンガでわかる!子どものアトピー性皮膚炎のケア』(日本アレルギー学会専門医、堀向健太さんとの共著)などを手掛けています。
画像提供:青鹿ユウ(@buruban)さん
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