ランニングをしたあと、ひとっ風呂を浴びる女子大生2人を描いたマンガ『ふろラン』。「ハルタ」で連載中のこの作品の単行本1巻が、2月15日に発売されました。作者は石田裕揮(@gagaimo_man)さん。ここでは第1話をまるっと特別掲載します。

女子大生の古川が、銭湯に入ろうとしたところ友だちのゆいに「走るよ」と誘われるところからこの物語はスタートします。「私についてきたら気持ちいいことが待っているよ」というゆいの言葉に引かれて、古川も走り出します。

「古川」(右)はついていくので精一杯
しかし、ゆいはランニング上級者らしく、古川はついていくのに精いっぱい。それでもなんとか完走し、銭湯の前まで戻ってきます。「今日のお風呂はいつもと違うと思うよ」と言うゆいにいざなわれるように、中に入っていきます。
身体を洗っていざ湯舟に入ると古川は「ふぁあああ」と思わず声を出してしまいます。「疲れがふっとんだ」と古川。ゆいも、これまではいつもひとりで走ってきたから、「古川と走れて楽しかった」と告げます。お風呂での裸の付き合いには、本音を言ってしまう力があるのかも知れません。

そんなラン&風呂の日々を描いた『ふろラン』。1巻に登場する銭湯や温泉はいずれも実在する施設がモデルとなっており、風情ある大浴場の様子が、緻密に描かれています。
単行本第1巻では、ランニング初心者で、当初はついていくだけで必死だった古川も、少しずつ成長していくさまを見せます。一方、ランニングではガチ勢で、しっかり者タイプのゆいが、実は学校ではいわゆる「コミュ障」で、コーヒー店に入ることさえ躊躇してしまうという意外な一面もかいま見えます。
ランニング×風呂という新境地を切り開いた『ふろラン』。性格も得意なこともまったく違うゆいと古川が、お互いに知らなかった一面を少しずつ知り、友情を育んでいく様子に、青春していたころを思い出す人も多いのではないでしょうか。
今回はこの『ふろラン』単行本1巻の発売を記念し、第1話をそのまま掲載いたします。
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