薄い本が無の本に。
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アサンテのアドバイス
シロアリが生息するのに必要な条件は、栄養源(セルロース)、水分、適度な温度、空気です。この中で、栄養源となってしまう本を守るためには、できる限り水分がない状況を作ることが大切になります(温度や空気は自分たちではなかなか変えられないため)。本が置いてある場所に湿気をためないように、定期的に空気を入れ替えたり、可能であれば本と本との間に隙間を空けるとよいです。
また、シロアリは地面を通って床下から侵入してくることが多いため、床や畳などへじかに本を置くのではなく、木材ではない材料で作られたケースか、薬剤処理された棚などに入れるのがお勧めです。
さらには、棚やケースを床から一段上げて、床との隙間が見えると、湿気対策になる他、万が一侵入された場合でも「蟻道」というシロアリの通り道を見つけられるので、早めに本の被害に気付くことができます。
そしてなんといっても大前提としては、建物内にシロアリを侵入させないことが重要です。建物の周りにシロアリの餌となるような廃材が立てかけてある場合は取り除くなど、シロアリが侵入しやすい状況を作らないことはもちろんですが、プロによるシロアリ点検を定期的に行っていただけるとより確実です。
補足としまして、シロアリは、木材の主成分であるセルロースを主食として利用し、効率よく分解できます。このためシロアリは、木材以外にも、セルロースが含まれている紙、本、畳なども餌にできます。

シロアリ被害にあった本(画像提供:アサンテ)
保存する場所だけでなく、入れ物や置き方も重要なようです。すでにシロアリ被害が出ているようなご家庭では、特に早めの対策が必要となりそうです。

いざというときは駆除業者に相談を
