冨安健洋、韓国戦での流血にコメント　「故意的にやった事ではないと信じています」と相手選手を気遣う

　サッカー日本代表の冨安健洋選手が3月26日にInstagramを更新。25日に開催された韓国代表との国際親善試合で、相手選手と接触した際に流血した一件についてコメントを発表しています。

　韓国戦にCBとして出場し、3-0とクリーンシートでの完勝に大きく貢献した富安選手。フル出場を果たしたものの、後半23分には韓国MFのイ・ドンジュン選手が振り上げた腕が顔面に当たってピッチ上に倒れ込む場面があり、裂傷した口元から流血する痛々しい姿を見せていました。ボールがない場所での接触ということもあり、故意／事故を巡って日本、韓国内では物議をかもしています。

　韓国戦から一夜明け、富安選手は「応援ありがとうございました！　しっかり勝つことができ良かったです！」とプレー中の写真を添えてあらためて勝利を報告。流血した場面にも言及し、「相手選手からの肘打ちの件ですが試合中には起こり得ることで、彼が故意的にやった事ではないと信じています」と個人的な見解を示した他、「もうすでに謝罪のメッセージも受け取っていますし、大きな問題にならない事を願っています！」と相手選手への気遣いを感じる言葉も残していました。

　富安選手の投稿には多くの韓国人サポーターから謝罪のメッセージが書き込まれている他、「流石冨安。プレーも対応も素晴らしい」と紳士的な対応を称賛する声もあがりました。また日本代表キャプテンで、ともにセリエAでプレーする吉田麻也選手からは「Sei più bello senza dente（歯がないほうがキレイに見えるよ）」とイタリア語で愛のある“イジりコメント”も届いていました。