思考だけで風呂そうじ完了する未来はよ。
米NeuralinkがYouTubeにて手を使わず思考だけでゲームをプレイするサルの動画を公開しています。
米起業家のイーロン・マスク氏が設立したNeuralink(ニューラリンク)社では、まひや肢体不自由などの人々を助けるため、脳とコンピュータをつなぐ「ブレイン・マシン・インターフェース」(BMI)の開発を進めています。
ざっくり説明すると、BMIとは脳にチップを埋め込むことで、体を動かさずとも思考だけでPCやスマホが使えるようにするもの。
YouTubeでは、脳にチップを埋め込んだマカク(サル)の「ペイジャー」くんが思考だけでゲームをプレイするという、BMI開発の一環として行われた実験の様子を公開しています。
ジョイスティックを操作してオレンジの枠にポインターをあわせる簡単なゲームをしているペイジャーくん。ポインターがオレンジの枠までくると、中央のストローからバナナスムージーが出てくる仕組みです。
ちなみに動画ではペイジャーくんがいつものくせでジョイスティックを握っていますが、動画の1分40秒あたりからはジョイスティックのコードが抜かれてることを確認できます。

思考だけでゲームをプレイするペイジャーくん
ペイジャーくんはその後も遊び慣れている様子でストローをくわえながらゲームをプレイ。その姿は、タバコをくわえながらパチンコをする人間のようにも見えてきます。
こうしてペイジャーくんが遊んでいる間にも神経活動は記録されており、このデータを使用して神経活動のパターンとジョイスティックの動きを数学的にモデル化(数値や記号などで定式化)していきます。
そうすることで、ジョイスティックを使わなくてもペイジャーくんがポインターを動かしたい場所へ動かせるようになるそうです。
動画の2分15秒あたりからはジョイスティックをなくし、完全に思考だけでペイジャーくんがお気に入りのゲーム「MindPong」を楽しむ様子が見られます。
「MindPong」とは右にあるパドルを上下に動かして卓球のように白いボールを打つゲーム。スピードを上げて難しくしても、ペイジャーくんはとっても上手に遊んでいます。
プレイ後は、バナナスムージーではなくバナナを1本もらって、おいしそうに頬張ったペイジャーくん。“思考だけで操作する”というSF映画のような世界が、もうすぐそこまで来ているようです!