5月31日、「ハンターハンター」「連載再開」がTwitterトレンド入りし、そんなわけないと分かっていても心のどこかで期待してしまう人間の性(さが)が浮き彫りにされています。
発端は、同日発売の「週刊少年ジャンプ」26号にて『呪術廻戦』の一部が下書きで掲載されたこと。かねて同作には冨樫義博氏からの影響を感じさせる表現が多用されていたため、多くの読者が『ハンターハンター』のネーム掲載を連想し、Twitterトレンドを混乱させたというわけです。

『呪術廻戦』をきっかけに『ハンターハンター』がトレンド入りする事態は初めてではなく、例えば現在進行中の「死滅回遊編」が始まった3月22日には、見開きを大胆に使った“ルール説明”に王位継承戦や会長選挙の面影を見る人が続出しました。
冨樫義博氏へのリスペクトを隠す気がない芥見下々氏ですが、とはいえ“下書き掲載”という意図せぬトラブルで作品同士を結び付けられることは本意ではないかもしれません。
今回のエピソードだけ見ても、「集中戦をバックに描かれるパンチの連打」は明らかに“冨樫イズム”を感じさせる構図ですし、モノローグによる専門用語の解説は言うに及ばずです。インパクトの強い下書きページばかり話題に上っていますが、作者が意図的にオマージュした描写にも目を向けることで、より深く両作のつながりを感じられるでしょう。
何はともあれ、『呪術廻戦』ファンは芥見下々氏の健康を祈りつつ、コミックスでどのように修正されるのか楽しみに待ちましょう。

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