Suicaの通勤定期券に月額料金をプラスすると、上野駅、秋葉原駅、八王子駅で「コーヒー」「そばのトッピング」、全国のシェアオフィス「STATION BOOTH」でサービスや割引が受けられるサブスク「JREパスポート」のトライアルが始まりました。期間は9月30日まで。

Suicaのサブスクトライアル

「JREパスポート」は申し込んだ日当日からサービスが利用でき、1カ月後に自動的に決済

 コーヒーの提供が受けられるサブスクは、上野駅、秋葉原駅、八王子駅の「ベックスコーヒー」が対象店舗(八王子店は7月15日のオープンから)。「ベックスコーヒープラン」(月額2500円)と「ベックスマイボトルプラン」(月額1500円)の2種。どちらのサービスも、1日3回まで利用可能です。

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「エキナカカフェ」ベックスコーヒーの3店舗で会員証を見せると会員証を見せると、来店ごとにブレンドコーヒーM(HOT・ICE)通常300円が無料に

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「ベックスマイボトルプラン」はテイクアウト限定。マイボトルは必須(消費税率8%)

 「ベックスコーヒープラン」では通常1杯300円のブレンドコーヒーMを無料で、Lサイズを1杯50円で飲むことができます。「ベックスマイボトルプラン」ではマイボトル持参で、テイクアウトのブレンドコーヒーM(通常1杯300円)が無料、Lサイズは、1杯50円で提供されます。

 「そばのトッピング」が提供されるプランは「きらくトッピングプラン」(月額1000円)。1日1回、そばを注文した際に、かき揚げ、ちくわ天、コロッケ、たぬき、きつねの5種類のトッピングから1つが無料で提供されるサービスです。

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無料のトッピングでいつものそばがちょっぴり贅沢に。希望のトッピングがない場合は、提供可能なほかのトッピングが代わりに提供されます

 JR東日本が運営するシェアオフィス「STATION BOOTH」(拠点一覧)を利用できるプランは3種。15分利用権を月10回使える「STATION BOOTH 15分プラン」(月額1500円)、60分利用権を月5回使える「STATION BOOTH 60分プラン」、2時間利用権を月8回使える「STATION BOOTH 2時間プラン」(月額6400円)があります。すべてのプランが初月無料です。

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エキナカシェアオフィス「STATION BOOTH」。現在、全国に195拠点

 今回提供されるサービスは「そばのトッピング」「コーヒー」「シェアオフィス」ですが、JR東日本はトライアルで利用者の反応を見て、さらなる拡充を検討するとしています。

(谷町邦子 FacebookTwitter