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妻の不審な行動を心配する夫。会社の同僚に相談すると――。妻にとんでもない“推し”ができたという創作漫画が、Twitterで注目されています。その“推し”は強力すぎるやつ……。
400億の沼

奥様の様子が気になる主人公
主人公の男性には気掛かりなことがあります。それは、最近奥様の様子がおかしいこと。スマホを触る時間が増え、うわの空でいる時間が多い、情緒が不安定で切ない歌を聞くだけで号泣する、突然髪に派手なインナーカラーを入れてくる……など、不審な行動が増えているのです。
話を聞いた同僚はまず不倫を疑いますが、そうは思いたくない主人公。行動を振り返ってみると、奥様の様子がおかしくなったきっかけが判明します。

不審な行動が多い奥様

きっかけは2週間前に見た映画
それは2週間ほど前に妻が友達と映画を見に行ったこと。見たのは興行収入400億を達成した劇場版「鬼滅の刃」無限列車編でした。
それらの話を聞いて「煉獄沼に落ちていますね」と言い切る女性。実は彼女も同じ沼の住民だったのです。

原因は「煉獄沼」

彼女も同じ沼の住民
どっぷりと沼につかっている彼女は「自分を見失っている時にあんな生き様の人に出会ったら、うっかり沼落ちするのも無理はない」「煉獄さんは理想の上司でもあるし」と持論を展開します。

煉獄さんの魅力を語ります
「要するに推しができたってことだな」という主人公に「推しというより脳内不倫」「推し活は自分磨きにもなる」とたたみかける女性。
妻があまり楽しそうに見えないという主人公に「ステージ別 沼落ち情緒曲線(サンプル・煉獄沼)」を示して解説します。
この図によると、奥様は映画によって無理やり覚醒させられた混乱期とのこと。情緒エネルギーは徐々に制御できるようになるといいます。なるほど、そんなフェーズが……。

推し活の尊さを語ります

沼落ち情緒曲線
隣で話を聞いていた主任の男性はアニメやゲームなどの箱推しタイプ。現在は「ウマ娘」にはまっていると語ります。
カミングアウトした二人は「こんなクソみたいな仕事でも頑張れているのは推しのおかげです」と言って立ち去ります。こんなセリフを上司に笑顔で言えるのも、推しのおかげ……!

主任の男性は箱推しタイプでした

推しのパワーすごい
そこに登場したのは、主人公の上司である課長。じつは課長も“舞台俳優推し”であると語りだしました。
推しの大切さを語り、「推しグッズでもプレゼントしてあげたら?」と提案して立ち去る課長。煉獄さんがどんな人なのか分からないながらも、“推し”の尊さを感じ取った主人公の男性は、果たしてどんな行動にでるのでしょうか。

課長さんまで!

どうする? 主人公
この漫画の作者は「はたの」(@hatano_11111)さん。自身の沼落ち体験をもとにした創作漫画で、登場人物は全て架空の人物とのことです。リプライ欄には「自分の話かと思いました」「推しにハマった時はだいたいこんな感じ」「漫画のオチが最高です」といった声が寄せられています。
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