ねとらぼ
2021/08/02 21:00(公開)

魔法を使うたびに現金を要求される魔法少女の漫画がシビア 「杖は1本5000円」「回復魔法は200円(毎食後/1日3回)」

魔法も等価交換で。

 夢見ていた魔法使いになれたと思ったら、使う度に現金を請求される夢のない制度だった。金にシビアな妖精にふりまわされる女子高生の漫画が新しいです。作者は電算機一郎(@densankitiro)さん。

【漫画】「憧れの魔法使いだ!」→「バナナ召喚は1房300円ね」 都度課金制魔法がケチくさいけど大切なことを教えてくれる
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 主人公・このみは妖精に魔法の才能を見いだされて、魔法使いの力を手に入れます。憧れの魔法少女に心を弾ませるこのみでしたが……?

【漫画】「憧れの魔法使いだ!」→「バナナ召喚は1房300円ね」 都度課金制魔法がケチくさいけど大切なことを教えてくれる

 まずは魔法を使うために必要なタクトを5000円で購入しなければなりません。さらに魔法を使うたびに使用料金が発生。例えば召喚魔法でバナナを呼び出すと、一房あたり300円を請求されてしまいます。普通に買うより高い!

【漫画】「憧れの魔法使いだ!」→「バナナ召喚は1房300円ね」 都度課金制魔法がケチくさいけど大切なことを教えてくれる

 遅刻しそうなときに便利な移動系魔法(500円/回)、体調不良のときに使いたい回復魔法(風邪の治療は200円/回、1日3回を3日分で1800円)など、便利な魔法を多用して所持金がゴリゴリ削られていくこのみ。

 こうしてすっかりお小遣いを失ったこのみは、財布をなくして泣いている友人に遭遇します。探し物の魔法はとても高価であり、妖精は「今の経済状況ではお薦めできない」とアドバイスしますが……。

【漫画】「憧れの魔法使いだ!」→「バナナ召喚は1房300円ね」 都度課金制魔法がケチくさいけど大切なことを教えてくれる

 心地よいファンタジーとシビアな現実がまざりあった魅力的な作品。作者の電算機一郎(@densankitiro)さんは、Twitterやpixivに創作漫画を公開しています。

作品提供:電算機一郎(@densankitiro)さん

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