ねとらぼ
2021/08/25 18:00(公開)

「僕の手に もう生傷がないことで 子猫が猫に なったと気づく」 “これから猫を飼う人”に伝えたい短歌とエッセイにグッとくる

温かなイラストもステキです。

 多くの猫と暮らしてきた先輩がこれから猫を飼う人に伝えたいことを11の短歌とエッセイでつづった単行本『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』が、8月5日に辰巳出版から発売されました。

これから猫を飼う人に伝えたい11のこと

これから猫を飼う人に伝えたい11のこと 表紙

 同書のベースになっているのは、2015年12月〜2016年1月に「NPO法人 東京キャットガーディアン」で開催されたパネル展「これから猫を飼う人に伝えたい10のこと展」で作成され、2000部発行のロングセラーとなった私家版の冊子です。

 短歌とエッセイは猫歌人の仁尾智(にお・さとる)さん、水彩画と手書き文字はイラストレーターの小泉さよ(こいずみ・さよ)さんが担当。今回の書籍化にあたり、短歌とエッセイを加筆修正。イラストを描き下ろし、小学校高学年から読めるよう“ふりがな”を振ってあります。

これから猫を飼う人に伝えたい11のこと

子猫が猫に成長

これから猫を飼う人に伝えたい11のこと

猫あるある

これから猫を飼う人に伝えたい11のこと

しなくていいことばかりする猫

これから猫を飼う人に伝えたい11のこと

猫の去勢・避妊についてのエッセイ

 とりあげている『11のこと』は、「二十年」「去勢・避妊」「名前」「期待」「いたずら」「複数飼い」「室内飼い」「魅力」「外の猫」「心掛け」「別れ」。

 例えば「二十年」のページには『猫の寿命は、長生きして二十年。あなたの今後二十年の人生すべての場面に「猫がいること」を想像してみてください。』と書かれています。

 「期待」のページにつづられているのは『猫のためにしているように見えることは、実は全部自分のため。猫におもちゃや爪とぎ、おやつを買うのは、僕が勝手にしていることだ。』という言葉。猫と暮らしたことがある人なら、思わずうなずいてしまいそうです。

 『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』は、四六判(ハードカバー)、48Pオールカラーで定価は1430円(税込)。初版限定ふろくとして、グリーティングカードにもなる「命名書」が付いています。

これから猫を飼う人に伝えたい11のこと

初版限定ふろく「命名書」

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