デザイン家電などを展開するアピックスインターナショナルが、レトルト専用調理器「レトルト亭」を開発しました。クラウドファンディングサイト「Makuake」で、10月8日まで先行販売しています。

レトルト専用調理器の「レトルト亭」。加湿器のSHIZUKUシリーズを手掛けたアピックスが開発(プロジェクトページより)
レトルト食品を温める時、湯せんの場合はガスなどでお湯をわかし、電子レンジの場合はラップをする必要がありましたが、「レトルト亭」はガスやお湯、ラップはいりません。レトルトパウチを本体内部の特殊な低温ヒーターで挟んで温める仕組みになっています。

ガスもお湯もラップも使わない「レトルト亭」の仕組み(プロジェクトページより)
使用方法は本体の挿入口からレトルトパウチを入れ、温める時間分のダイヤルを回すだけ。カレーをはじめ、丼ものやパスタのソース、総菜などさまざまなレトルト食品を手早く簡単に温められます。アピックスは1回あたり電気代1円以下で温められるとしています。

色んなレトルトをラクに無駄なく調理(プロジェクトページより)
クラウドファンディングの目標金額は50万円。開始翌日には初回生産分が完売し、応援購入総額は目標の2000%を超えています。現時点では増産分を一般販売予定価格7680円の5%オフ、7296円で応援購入できます。

奥行25センチ、幅8センチ、高さ20センチとコンパクトでかさばらない。シンプルなデザインでキッチンによく馴染みます(プロジェクトページより)

オフィスに置いても便利!(プロジェクトページより)
コロナの影響でレトルト食品の利用が増えるなか、「もっと便利に、安全に、エコに調理出来ないか?」という想いで開発された「レトルト亭」。家庭やオフィスでの簡単調理に加え、災害時には電気はライフラインの中で比較的早く復旧するため、備蓄のレトルト食品を温めるのにも役立つとのことです。
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