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人生で初めて「宝塚歌劇団」の公演を見に行った人の漫画が、「これはわかる」「一言一句納得できる」とTwitterで共感を集めています。

漫画の作者はかわごえゴリラ(@kawagoegolira)さん。かわごえさんは、公演は1980年代から人気を誇る作品「シティーハンター」が原作の雪組公演「『CITY HUNTER』 −盗まれたXYZ−」と「ショー オルケスタ 『Fire Fever!』」で人生初の宝塚歌劇を観劇することになりました。


その感想は……「圧巻 まさに圧巻」の一言。自身をオタクだと評するかわごえさんは、観劇後「オタクと宝塚とシティーハンターの親和性が高すぎて色々とダメになってしまった」とのことで、「ヒィ〜〜〜〜〜ン」と涙を流しながら天に祈ることしかできなくなってしまったそうです。宝塚の威力、強すぎんか。
「『CITY HUNTER』 −盗まれたXYZ−」は具体的にどのような作品だったのでしょうか。言わずと知れた北条司原作の「シティーハンター」の世界を、タカラジェンヌが舞台を縦横無人に駆け巡りながら表現するこの作品。彩風咲奈扮(ふん)する冴羽獠をはじめ、宝塚とはおよそ結びつかないイメージの海坊主、そして原作ファンも唸るキャラクターまで登場するなど、「シティーハンター」でありながら歌い踊る華やかな宝塚の魅力があふれる、双方のエネルギーのぶつかり合いのような構成が魅力です。
上演中は「テンポ良く進むストーリーと圧倒的演技・歌唱に裏打ちされた表現力」で舞台に釘付けだったというかわごえさん。中でも劇中で冴羽獠が歌う「GET WILD」を聞いたときには、情緒が「大爆発」したとのこと。その後も、個性豊かな登場人物、そして俳優の魅力を発見し、「確かのあの時 私の中の乙女は風になった」とポエムを読んでしまうほどの衝撃を受けます。


後半に向かって畳み掛ける展開、そしてトップスターたちの歌唱を浴びてしまったかわごえさんは、2幕に「ショー オルケスタ 『Fire Fever!』」が控えているのにもかかわらず、ボロボロになるまで興奮してしまったのでした。さて、太鼓のリズムと共に雪組が繰り広げる情熱的な2幕を見たかわごえさんは、一体どうなってしまうのでしょうか……?
この漫画には、「私も見ました 最高ですよね!」「私もシティーハンターで初ヅカしたけど上手いことヅカ世界のシティーハンターにまとめられていて楽しかった」と、同じ舞台を観劇した人からのコメントが。また、「おっさんが1人で観に行ってもこんな感じの感想」と、性別や年齢を超えて伝わる宝塚歌劇の面白さを感じさせるコメントも集まっていました。
画像提供:かわごえゴリラさん(@kawagoegolira)
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